来年工事の3路線、将来発展する駅周辺はラプラオ、サムローン、ラムカムヘン、ミンブリー

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来年工事の3路線、将来発展する駅周辺はラプラオ、サムローン、ラムカムヘン、ミンブリー

バンコク都内の路線網整備については、来年に業者が決定し、工事に入るのは3路線。どの路線もバンコク都内を横断する重要な路線で、現在ある路線と連絡するなど、着々と網の目の形成がなされている。

その3路線はタイ文化センター~ミンブリーのオレンジライン、ケーラーイ~ミンブリーのピンクライン、ラプラオ~サムローンのイエローライン。

どれも民間の業者の投資に頼る路線開発で、その周辺ではコンドミニアム建設のための土地買収などが始まっているといわれる。

不動産コンサルティング会社などによると、路線の建設が始まって2年ほどした段階で、土地やコンドーの価格が上がっていく、としており、今の段階の新築物件などは、まだ買い頃だという。

注目される場所ではまず、イエローラインの始発のラプラオ駅で、すでに現在もコンドミニアムの計画が5つほどあり、販売成約も97%で需要が高い。1㎡当たり10万バーツ以上となっており、すでに同駅は地下鉄駅があるため、価格も上昇中だ。

続いて、イエローラインの終点駅であるサムローン駅。すでにBTSスクムビットラインの駅として2017年にオープンするため、コンドミニアムの計画なども出ているが、「それほど多くなく、60%ほどの販売にとどまっている」という。1㎡当たり6~7万バーツほどという。

そのほか、注目される場所として、オレンジラインのラムカムヘン通り沿い。まだ開発の制約があるため、その都市計画が変更されたのちに業者らの開発が始まるとしている。また終点のミンブリーはそれほど開発のコンドミニアムも多くないが、販売されると90%は売れており、価格もまだ1㎡当たり4万~45000バーツほどと手頃だ。

そのほか、イエローラインのパタナカーン周辺ではすでに大手デベロッパーが100ライを整備しており、開発に備えている状態で、今後はシーナカリン通り周辺にもコンドミニアムが出てくる模様だ。

また、大手のスパライ社によると、オレンジラインのラチャダーピセックからラムサーリーまでの区間での開発に関心を持っており、このあたりではすでにラマ9世通り周辺では開発が進んでいる。

2016年12月5日 タイ自由ランド掲載

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