中国人旅行者減に歯止め策!
タイの景気は、中国人旅行者の増減にも左右されるが、このところの外国人旅行者の増加で、タイの景気も活況を呈している。
しかし、7月のプーケットでの中国人旅行者40人以上のボート転覆死亡事故から激減し、このままでは今年の目標であった中国人旅行者1200万人に達しないで、1050万人ほどにとどまる、とタイ観光庁では見ており、旅行者増の施策として、1.21か国の旅行者の入国手数料2000バーツを2ヵ月間11/15~1/15まで無料にする、2.中国人向けのダブルエントリービザを発行し、180日以内に再旅行する場合は入国料1000バーツのみ、という案を内閣に提案しており、承認されればすぐに実行となる見通しだ。
タイ観光庁によると、入国料無料などにより30億バーツの損失になるが、それで中国人旅行者が150万人増えれば、1人がタイで使う費用が5万バーツとしても750億バーツにのぼり、十分に見返りはあるとしている。
2018年11月5日 タイ自由ランド掲載
->タイのニュース
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コメント一覧
中国人がタイに入国するときに入国料2,000バーツもかかっていたことに驚きです。観光客が多すぎて、空港に中国人専用のレーンがあるくらいですから、入国料だけでもかなりの収入があったんでしょう。