フォード車のリコールに不満、調停でも折り合わず裁判へ!新車の80%の価格で引き取り要求
数年前に日本車のボンネットの上に立って、車を壊すタイ人の姿をニュースで映し出しているのがあったが、タイでは多くの大手自動車メーカーが製造、販売しており、リコールなどの問題もよく起こっている。
タイで製造販売されたフォードのフィエスタを買ったタイ人が、ギアの不具合などで、十分な対応が取られていないとして、この4月に裁判に訴えることになった。
この1~2年間、両者でやりとりが行われてきたものだが、購入者側は「修理をしてもまた起こる。無駄な時間で、車の引き取りに応じてもらいたい」と訴えている。
一方、フォード側は「顧客に対してはたいへん申し分けない。不都合を取らせ、この1~2年間の間、アフターケアの点で問題があったのも事実。サービスセンターの中には十分に対処していないところもあった」と、不手際を認めている。
両者が認めているにも関わらず、調停等で合意できないのは、十分な処置が取られていないとする179人のうち、59人が、新車の80%の価格で、車を引き取るよう、せまっているためだ。フォード側はそこまでは応じられない、としている。
裁判に訴えたグループは「これまでいろいろやってきたが進展もなく、最後は裁判に訴えるしかなかった」という。さらに「アメリカやカナダでも同じように裁判となり購入者が勝っている」と勢いをつけている。
長びく騒動の影響で、タイでのフォード車の販売にも影響が出ているようだ。
2017年5月5日 タイ自由ランド掲載
->タイのニュース
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コメント一覧
80%の値段で買い取れってことは、70万バーツとしたら
56万バーツということですね。
今まで7年間乗ったとしたら、中古で売れるのは
25万くらいだから、プラス15万くらいで
40万ほどの買い取りで妥協するのが普通じゃないでしょうか。