オリジン&野村不動産がトンローでホテル事業
野村不動産と組んでタイで不動産開発を行うオリジン・プロパティー社の勢いが増している。
すでにケンシントン、ナイトブリッジ、ノッティングヒル、パークなどのコンドミニアムなど、45のプロジェクトで、720億バーツにのぼっており、さらに、ホテル、サービスアパート、オフィスビル、コミュニティーモールの建設を計画している。
同社のピラポン社長によると、ホテル事業にも力を入れるとしており、2019年にオープンを目ざしているステイブリッジスィート・トンローは、303室のホテルで、25億バーツの事業費。
一方、ステイブリッジスィート・チョンブリーシラチャーは、2020年のオープンを目ざし、400室のホテルで、事業規模は28億バーツ。
そのほか、ホリデーイン・シラチャーレムチャバンも2020年オープンを目ざし、347室のホテルで、事業規模は22億バーツ。
ステイブリッジスィート・トンローは、野村不動産との共同事業で、オリジン側51%、野村側49%で新会社を設立して取り組んでおり、そのほか、9つのコンドミニアム建設なども共同で行うとしている。
また、オフィスビルやミクスドユース(複合施設)についても、野村不動産と検討しており、そのほか、中国企業と組むプロジェクトもある。
一方、野村不動産が設立した野村リアルエステート・ディベロップメント社によると、ステイブリッジスィート・トンローは、海外で初めてのホテル運営事業で、過去5年間で、外国人ビジネスマンは年々16%ほど増えており、特にトンローに住まいを持つ人も多い、としており、そのほか、EECで活気づくシラチャーも需要が多いとしており、同スィートではパッケージの1年契約で、1カ月13万バーツの宿泊料金などを検討中だ。
2018年1月5日 タイ自由ランド掲載
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タイの不動産デベロッパーの中でも、新規開発に精力的なオリジン社は、ホテル事業にも進出ということで、ますます勢いが出てきた感じです。