
タイ・カンボジア国境、8月4日の停戦継続協議へ
公開日:2025年8月4日
💥 過去10年で最悪の衝突
2025年7月24日以降、タイとカンボジアは国境地帯で激しい武力衝突に至り、少なくとも43名が死亡、30万人以上が避難する事態となりました。この衝突は両国間で最も深刻なものとなりました。
🕊️ 無条件停戦と国際調停
マレーシアでの仲介により、7月28日深夜に両国は無条件停戦に合意。アメリカや中国などが調停に関与し、地域の緊張緩和に動きました。
🔄 返還されたカンボジア兵と今後の会合
8月1日、タイ側は負傷したカンボジア兵2名を返還。残る18名は国際人道法に基づき処理中です。8月4日には、General Border Committee(GBC)の高官協議が予定されており、停戦維持や将来的な緊張緩和に向けた協議が行われます。
⚖️ 停戦合意への反発と領土問題
一部の政治活動家や抗議団体は、停戦合意がタクワイ寺院などの領土譲渡につながったと主張。タイ政府は「国土は守られた」と反論する一方、国内での反発は収まっていません。
タイの最新ニュース(2025年8月4日)
公開日:2025年8月4日
🇬🇧 英国人観光客、大麻密輸の急増
英国の当局によると、2025年に入り、英国に向けて大麻を密輸しようとするタイ関連のケースが急増。SNSで旅行者をリクルートし、報酬や無料旅行と引き換えに密輸を強要しているという。
⚖️ 憲法裁が首相の職務停止を命令
憲法裁判所がペートンタン首相に対して、憲法違反容疑による調査が完了するまで職務停止を命令。議会では不信任案提出の動きも。
📈 経済成長率を2.2%に上方修正
財務省が2025年の成長率見通しを2.2%に引き上げ。輸出好調が背景だが、米国関税の影響には引き続き警戒。
🌏 ASEAN監視チームをカンボジアが歓迎
マレーシア主導のASEAN防衛監視チーム配置について、カンボジア外務省が積極的な支持を表明。国際支援の拡充を訴えています。
🚁 国境地帯でスパイ疑惑のドローン目撃相次ぐ
軍は目撃情報をもとに、地域住民に違法ドローンの通報を呼びかけ、防衛措置を強化。
🕯️ 衝突で死亡した民間人7名の火葬式
シーサケット県で死亡した民間人7名の火葬式が仏教形式で厳かに執り行われ、地域に深い慰霊の意が示されました。