あくせくしないで走るタイでのマラソンの楽しみ方

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あくせくしないで走る!タイのマラソンの楽しみ方

タイでは一年を通して毎週のように、どこかでフルマラソンやハーフマラソン、ミニマラソンの大会が行われています。特にこれからの涼しい季節は、走るには絶好のシーズン到来です。

11月19日にバンコク・マラソン、12月10日にはカンチャナブリ・ハーフマラソン、12月8・9・10日の3日間は、吉本興業をはじめとする民間7社とクールジャパン機構が参画する官民合弁企業であるMCIPホール ディングスと、 タイ・バンコクを中心にスポーツ事業を展開するMOVE ASIA社の協業により、タイ・プーケッ ト島を巡るマラソン大会 プーケソン2017が開催されます。

あくせくしないで走る!タイのマラソンの楽しみ方

また12月17日にフアヒンで行われる漫画のワン・ピースをテーマにしたワン・ピース・ランというミニマラソンなど、趣旨を凝らした大会が、各地で予定されています。

さらに来年の2月3日には、新たな観光の目玉としてタイ観光庁主催のアメージング・タイランド・マラソンがバンコクで予定されており、世界のトップ10マラソン大会に入ることを目指しています。

タイで行われるマラソン大会には、タイ在住日本人のランニング・クラブ「バンコク走遊会」のメンバーも毎年多くの大会に参加しています。12月10日に行われるマレー半島をタイ湾側からアンダマン海側まで駅伝形式で横断するオーシャン・トゥー・オーシャン・リレー・ランニングにも走遊会は4チームで参加します。

 

あくせくしないで走る!タイのマラソンの楽しみ方

今年21年目を迎える走遊会は、現在メンバーは50名ほどで、駐在員を中心に20歳代から60歳代までの幅広い世代が、自分のペースでランニングを楽しんでいます。

毎月第2日曜日はルンピニ公園、第4日曜日はベンジャシリ公園~ベンジャキティ公園を約1時間走っており、常時15~20名が参加しています。

走遊会会長の上水流(かみずる)さんによると、メンバーは経験者だけでなく、タイに来てから走り始めた人もいるので、気軽に参加できるとのこと。毎回、走った後は食事会を開いていますが、そちらの方が楽しみで参加されている方もいるそうです。

走遊会では、年に1回のチェンマイ合宿を行っており、1泊2日で、大自然の中を30から40kmほど走っています。走るコースは年によって変りますが、タイ最高峰のドイ・インタノンの頂上まで走った年もあったそうです。

とてもきつそうですが、給水のためのバンが併走しており、疲れたらそのバンに乗って行けばいいので安心して参加できるとのこと。

タイのマラソン大会はとても楽しいと言う上水流さん。日本のマラソン大会とは、だいぶ雰囲気が違うそうです。

日本では自己ベストタイム更新を目指して黙々と走るランナーが多いですが、タイは楽しむためのイベントという感じで、スタートからいきなり歩いている人もいて、笑顔のランナーが多いようです。

タイでの大会は、日の出前の涼しい時間帯に行われるので、田舎の大会では街灯もなく真っ暗で、犬に追いかけられることもあるそうですが、それらも含め、日本では考えられない面白くて貴重な体験と上水流さんは話します。

走遊会のメンバーに、タイで走る楽しさを聞くと

「暑いタイですが、早朝や夕方に綺麗な公園を走るのはとても気持ちがいいです(永江さん)」

「毎週どこかでレースがあります。寒い冬もないので日本よりもランニング環境は良いですよ(木村さん)」とのこと。寒くないので朝起きるのが楽なのは、大きなメリットですね。

走遊会については「会社以外に友達が沢山できて、とても充実したタイ駐在をエンジョイしています(加藤さん)」

「年1回のチェンマイ合宿はめちゃくちゃキツイですが、本当に楽しいです(高木さん)」

「走遊会は、ラン ニングだけでなくゴルフ、飲み会、旅行といろいろあって楽しいです(喜多村さん)」と、みなさん走遊会を通して親交を深めているようです。
ひとりでジョギングしている人も、これからマラソンにチャレンジしたいという人も、バンコク走遊会に参加して、新しい仲間とタイを走ってみるのは、いかがでしょうか。

 

2017年11月20日 タイ自由ランド掲載

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