コンドミニアムの販売は28%増、販売初日に80%売れた物件も!
タイでの新規コンドミニアム販売については、タイのコンサルティング会社の調べによると、今年は50000ユニットにのぼるとみられ、昨年の39000ユニットから28%増の見込みという。
バンコクやその近郊ではこの7、8、9月が最も多く、18806ユニットが売り出され、650億バーツにのぼる。特にこの9月に売り出された物件が多く、中には1日目で80%以上の販売をした物件もあるが、平均すると60%ほどの販売で、それでも他の時期よりも状況はよいとしている。
一番よく売れている価格帯は300~500万バーツの物件で、この9月で販売されたもので、67%がすでに売れている。
販売が好調な場所は、現在建設中やすでにオープンしている路線の沿線で、グリーンラインやブルーラインなど、1㎡当たり6~8万バーツほどの物件。
この手の物件は2~3年後に建物が完成するころには30%ほど値段が上がっているといわれ、転売などを狙った購入者も多い。
また、最近、都心の物件で購入者として多い、中国、香港、シンガポール人らだが、今回、完成した1~2件の物件で、購入して頭金を払ったが、所有権移転をしない中国系の外国人が5~10%にものぼっているという。
これは当初、考えていたよりも値上がりは少なく、転売しても利益にならないなどで、所有権移転をする前に頭金を捨てる覚悟で、ブローカーらに買い取ってもらうもので、買い手がつかない場合は頭金10~20万バーツを損することになる。
都心やその周辺での物件については、購入者の60~70%はタイ人で、自分で住む人が多く、残り30~40%は外国人で投資目的の人が多いという。
2017年11月5日 タイ自由ランド掲載
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