【タイの田舎の小さな家から】タイ古式マッサージを30日で学ぶ|Day9|主要10本のセンと身体の関係

Day9|主要10本のセンと身体の関係
どこにつながり、何に影響するのか
Day8で紹介した「セン(SEN)」の考え方。
今日はその中でも特に重要な、
主要10本のセンについて見ていきます。
すべてを正確に暗記する必要はありません。
まずは
「だいたいどこを通って、何に関係しているのか」
をつかむことが大切です。
■ 主要10本のセンとは?
タイ古式マッサージでは、
体の中心から手足へ広がる
10本の重要なエネルギーラインを重視します。
これらは、
体調・感情・内臓・動きに
大きく影響すると考えられてきました。
■ ① セン・イタ(SEN ITA)
通る場所
体の左側を中心に、
足→体幹→頭部へ
影響するもの
-
自律神経
-
感情の安定
-
冷え・疲労感
バランスが崩れると、
不安感や疲れやすさとして現れやすいとされます。
■ ② セン・ピンカラ(SEN PINGKALA)
通る場所
体の右側を中心に、
足→体幹→頭部へ
影響するもの
-
活力
-
集中力
-
体の熱バランス
イタと対になり、
左右のバランスを取る役割があります。
■ ③ セン・スマナー(SEN SUMANA)
通る場所
体の中心線
へそ〜胸〜喉〜頭
影響するもの
-
呼吸
-
内臓機能
-
心の落ち着き
「生命のセン」とも呼ばれ、
非常に重要なラインです。
■ ④ セン・カラタリ(SEN KALATHARI)
通る場所
手足の外側・内側
影響するもの
-
手足のしびれ
-
関節の動き
-
神経系
日常動作に直結するセンです。
■ ⑤ セン・サハサランシー(SEN SAHASARANGSI)
通る場所
目・鼻・頭部周辺
影響するもの
-
視覚
-
副鼻腔
-
頭の重さ
目の疲れや頭痛と関連づけられます。
■ ⑥ セン・タワリ(SEN THAWARI)
通る場所
口・耳・喉・首
影響するもの
-
聴覚
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発声
-
首・肩の緊張
現代人に乱れやすいセンのひとつです。
■ ⑦ セン・ラワサン(SEN LAWUSANG)
通る場所
胸部から上半身
影響するもの
-
心臓周辺
-
血流
-
感情の高ぶり
動悸や息苦しさと結びつけて考えられます。
■ ⑧ セン・ウランカ(SEN ULANKA)
通る場所
腹部から下半身
影響するもの
-
消化
-
排泄
-
下半身の重だるさ
内臓系と深く関係するセンです。
■ ⑨ セン・ナンタクラワン(SEN NANTHAKRAWAN)
通る場所
背骨周辺
影響するもの
-
姿勢
-
神経の流れ
-
全身の調整力
体の「司令塔」に近い役割を持ちます。
■ ⑩ セン・キッチャ(SEN KITCHA)
通る場所
骨盤・生殖器周辺
影響するもの
-
生命力
-
ホルモンバランス
-
活力全般
非常に繊細なセンとされ、
施術では慎重に扱われます。
■ 10本すべてに共通する考え方
重要なのは、
「この症状はこのセン」と
機械的に決めつけないこと。
タイ古式マッサージでは、
全体の流れを見ることが基本です。
1本を整えると、
他も自然に動き出す。
それがセンの特徴です。
■ 地図としてのセン
センは、
正確な位置を覚えるためのものではありません。
-
体を感じるための地図
-
触れる方向を示す道しるべ
そう考えると、
ぐっと理解しやすくなります。
■ 次に大切になるのは「呼吸」
センは、
呼吸と切り離せません。
👉 Day10では
「タイ古式マッサージとヨガの共通点」
呼吸・動き・意識の関係を解説します。





















