「火蟻」はタイでは普通に生息
皆さん、火蟻というのをご存知でしょうか?少し前に、日本の港で確認されたと大騒ぎになっていました。南米原産の蟻ですが、現在では多くの地域で生息が確認されており、それらの地域からのコンテナ輸送に紛れ込んで入ってきたものと見られています。日本では特定外来生物に指定されており規制・駆除の対象になっています。何せ、この蟻、強力な毒を持っていて人間を刺します。激痛が走ると共に刺された箇所が膿を持ち赤く腫れあがります。酷い場合には強いアレルギー反応により死に至ることもあるそうです。この蟻ですが、日本では初めての発見ということで大きく話題になりましたが、タイには既に普通に生息しています。
実は先日、この話題の火蟻に刺されました。内装現場で作業中、ドリンク(スポンサー)を買い一口飲み、外で一服しようと思ったのですが、スタッフに伝えておかなければいけない事を思い出し、飲みかけのドリンク瓶を外に置いたまま一旦中に戻りました。数分後、再度外へ出て、何気なくドリンクを飲み、タバコを吸ったのですが、何やら上唇に違和感を感じます。徐々に違和感は大きくなり、スタッフに「唇何かなっていないか?」と聞くと、ニキビのように腫れているとの事。しかし、ニキビが出る兆候のようなものは一切ありませんでしたし、しかも、短時間でみるみる内に大きくなっていくのが実感として分かります。痺れも出て来ます。あれよあれよ、という間に、上唇がインコのくちばしのように大きく腫れあがって来ました。おかしいと思ったスタッフが、外へ私の飲んでいたドリンクの瓶を見に行き、その瓶に火蟻がわんさかと群がっているのを見つけました。「ボス、火蟻です。恐らく刺されたのでは。これは危険です。病院に行った方が良いかと」と。
現在、唇の腫れは目立たないようになっていますが、若干の違和感は残っています。
この火蟻、厄介な事に電気に引き付けられる習性があり、漏電の原因にもなっているようです。ネズミや雨漏りの他にも、蟻という漏電原因がこの国にはありそうです。
皆さんも大事に至る前に漏電遮断器の設置を考えられてみては如何でしょうか。電気工事を含む内装施工は是非弊社まで。
2017年9月5日 タイ自由ランド掲載
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バンコクの郊外で蟻に首の付け根を刺されて、数日間腫上がったことがあります。刺された瞬間はちくっとしたくらいですが、その後かなり痛くなりました。おそらく火蟻だったと思います。かなり毒性は強いです。