【なつかしい記事】ソイ26のKビレッジと日本街は依然、日本料理店の割合高い
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来年3月でオープン5周年を迎える「Kヴィレッジ」は、洗練されたショッピング・モールで、欧米人やハイソなタイ人客が多いですが、オープン時より日系の飲食店が増えており、日本食人気の根強さを感じます。
1階でひときわ目を引くのは沖縄発の居酒屋「目利きの銀次 バンコク本舗」。白木を使った迫力のある外装、内装は、オープンから2年経った今もインパクトがあります。隣にワインバーのワインコネクションがあり、この2店の周辺は夜間、特に週末は大変賑やかです。1階には新しい寿司屋「億」が準備中です。
2階には飲食店が全部で15店舗ありますが、約半分の7店舗が日本食店舗で、ヴィラ・スーパーで買い物をするタイ人高所得層が、よく利用しています。
カレーライスのココ壱番屋や大戸屋、長崎ちゃんぽんのリンガーハットなど日本でも良く知られたチェーン店から、ダイソーや日系の整骨院もあるので、1階より日本色が強いです。
リンガーハットは、今のところタイではKヴィレッジの店舗のみなので、わざわざ食べに来る日本人もいます。
吹き抜けスペースでは、月末にオーガニック・ファーム・マーケットが行われており、土曜日に行ってみると、かなりの人出でした。欧米人が多く、彼らの社交場にもなっていて、出店しているタイ人も、生活のためではなく趣味でやっている様子で、のんびりした雰囲気のマーケットです。
Kヴィレッジは、駅から遠いですが、駐車場が広いので、車で来るには便利で、隣の日本街とKヴィレッジは、駐車場の入口は別々ですが、駐車場を横切って行き来するのは簡単です。
日本街は洗練されたKヴィレッジと比べると、庶民的で、トンローやアソークにも店舗がある在タイ日本人にはお馴染みの店が集まっています。
現在、日本街はヘアサロンとスポーツ用品店を除いて全て飲食店で、店舗の入れ替わりが激しく、以前あった店が、次に行くとなくなっていたりしますが、今年7月に大手居酒屋チェーンのつぼ八がオープンし、しゃかりき432、寅次郎、なぎや、寅佳と居酒屋が充実し、日本の横丁っぽい日本街としての統一した雰囲気が出てきました。
Kヴィレッジと日本街を合わせると、けっこうな数の日本飲食店が、一箇所に集まっていて、道をまたいだ反対側のAスクエアには、日本の有名ラーメン店が集まるラーメン・キングが入っており、日本飲食店密集地帯になっていますが、周辺に住む日本人がそんなに多くないこと、駅から遠いなどの理由で、トンローやアソークなどのスクムビット奇数側に比べると、タイ人客の比率が高めという傾向があります。
Kヴィレッジ、日本街は車で行くには便利なので、将来的に車を所有するタイ人が増えると、タイ人客の割合がさらに高まりそうです。
2014年12月20日 タイ自由ランド掲載