歩ける魚とマイペンライ:ちゃんもん&とんちゃんの珍漫談
今回の漫談では、タイの不思議な『歩ける魚』クリプトトラ・タミコラがテーマです!ちゃんもんのマイペンライ精神と、とんちゃんの岡山弁が織りなすドタバタ劇、ぜひ笑ってくださいね。タイと日本の文化がこんなに面白く絡み合うなんて!笑いは福を呼びます。😊 #漫談 #タイ文化 #クリプトトラタミコラ #夫婦漫談
笑う門には福来る:ちゃんもん&とんちゃんの国際珍漫談漫談
(舞台に二人が登場。ちゃんもんは医者のコスチューム、手には大きな聴診器を持っていて、真剣な表情で歩いてくる)
ちゃんもん 「ひと~つ、人の世の生き血をすすり、ふたつ、不埒な悪行三昧、み~つ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう、もんもんもんちゃん!」
とんちゃん (岡山弁で) 「おいおい、ちゃんもん、それは鬼退治やろうが。今日は鬼ちゃう、魚の話やないか?」
ちゃんもん 「おっと、そうやった!今日のテーマは、タイの伝説の魚、クリプトトラ・タミコラや!聞いとるか、みなさん?」
とんちゃん 「クリプトトラ・タミコラ…なんやそれ?」
ちゃんもん (得意げに) 「おぉ、とんちゃん知らんのか?この魚はな、タイにしかおらん珍しい魚や。しかもただの魚ちゃうで。歩ける魚や!」
とんちゃん 「歩ける…魚?そんなん、どこ行くんじゃ?市場か?それとも家帰るんかい?」
ちゃんもん 「なんと、この魚は滝を登るんや!ヒレを使って岩を這い登るんやで。自然の中で、マイペンライ精神でどこへでも行けるんや!」
とんちゃん (感心しながら) 「ほー、そんなすごい魚がタイにおるんじゃな。クリプトトラ・タミコラ、滝を登って何しよるんじゃ?」
ちゃんもん 「それがやな、滝の上には特別なエサがあるんや。上に登らんと生き残れん。人間と同じや、何か目標があれば…」
とんちゃん 「おいおい、なんか説教っぽくなっとるぞ。ちゃんもんがその魚と一緒に滝登るんか?」
ちゃんもん (急に両手を広げて) 「マイペンライ!滝も魚も、何でもOK!マイペンライでいっけんらくちゃく!」
とんちゃん 「おいおい、マイペンライでなんでも解決しようとするな。ほんでそのクリプトトラが滝登るの、マイペンライで片付けんといて。」
(ちゃんもん、さらに調子に乗って)
ちゃんもん 「ホーホケキョ、法華経、ホーホケキョ、南無妙法蓮華経~!魚も歩けば、ホーホケキョ!」
とんちゃん 「何やそれ!タイの魚に日本のお経唱えとんか!ほれ、また変な方向に行きよったわ。」
ちゃんもん (頭をかきながら) 「ほな、もっと真面目に言うわ。このクリプトトラ・タミコラの足元には、強い意思とヒレが…」
とんちゃん 「ちょっと待ち、魚に『足元』はないやろ!ヒレやヒレ!」
ちゃんもん (真顔で) 「そうです、ヒレです。間違いございませんカポン!」
とんちゃん (ため息をついて) 「何でもかんでも、カポン言うたら許されるんかい…ほんま、ちゃんもんはタイに来てからどこまで行ってしまうんじゃ?」
ちゃんもん 「そうです!マイペンライの権をワンちゃんに握らせるな!魚でもワンちゃんでも、マイペンライで解決できるんや!」
とんちゃん 「なんでもマイペンライ言うて片付けるんはやめぇや。ほんまに大事なときにはどうすんの?」
(突然、ちゃんもんが医者のギャグに戻る)
ちゃんもん 「この肉球が目に入らぬか、ももちゃん、ゆきみちゃん、こらしめてやりなさい!」
とんちゃん 「何や肉球って!犬と魚がごっちゃになっとるわ!ほんで、ワンちゃんたちにクリプトトラをこらしめさせんでええ!」
ちゃんもん 「いやいや、ワンちゃんも魚も一緒に登って、マイペンライやで。滝登るんも、平和や!」
とんちゃん 「平和はええけど、ちゃんもんはどこまで行くんじゃ?次はクリプトトラと一緒に滝登る気なんかい?」
(お客さんから笑いが漏れる)
ちゃんもん 「そうです!象も魚も、タイではなんでも登れる!元気があれば何でもタンブン!カラバオ飲んで元気一万発や!」
とんちゃん 「ほんでまたカラバオかいな。飲んで滝登りできるんはクリプトトラだけやで!」
ちゃんもん (急に真剣な顔になって) 「でもね、とんちゃん、滝を登るんは大変や。だから、頑張れ!! 人はマイペンライが原動力や。どんな魚でも、滝を登れる!」
とんちゃん 「ほうじゃな、そりゃ頑張ることは大事じゃけど…マイペンライ言うてばっかりやないか!」
(ちゃんもんはふと考え込んで、急に歌い出す)
ちゃんもん 「Stay with me~♪真夜中のドアをたたき~!ワンキー、トンキー、ドン・キホーテはトンローですかぽん!」
とんちゃん (驚きながら) 「何でその歌?しかもトンローが出てきたら、ほんまにどこでも行けるな!」
ちゃんもん 「わしはクリプトトラとともに、滝もドン・キホーテも、何でも登るんやで!」
とんちゃん 「おいおい、何言うとるんよ!魚やって、そんなドン・キホーテに行かんでもええがな!」
(観客が爆笑)
ちゃんもん 「ネムネム、ムーデン、アロイごっつさんです!夢の中で滝登りや!」
とんちゃん 「また食べ物で夢見とるんかい!魚もお前も寝言ばっかり言いよる!」
(二人は舞台の端へ向かって歩きながら、観客に手を振りつつ退場)
【エンディング】
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