【なつかしい記事】しゃぶしでうなぎにぎりが食べ放題
本紙で連載中のナカさんが「しゃぶしはいいよ」というので詳しく聞いてみると、うなぎにぎりが食べ放題という。そして、しゃぶしゃぶのスープでカレー味があり、それもまずまず。値段は1人300バーツちょっと。エカマイ駅前のゲートウェイで開いているというので、平日の夜に向かってみました。
「Shabushi」といえば、グリーンティーなどのオイシが経営していて、休日などにモールなどで見るといつもタイ人が行列をしていて、「タイ人向けにアレンジされた日本料理」という認識で、一度も行ったことがありませんでした。
ゲートウェイの平日なら、それほど人は入っていないだろうともくろみ、行ってみると、階数を少し迷いました。日本料理店が集まっている階のさらに下の階。かき氷のえびす庵が入っている階ですね。「おおきに」が開店準備中で、その近くに「Shabushi」がありました。
案の定、人は並んでおらず、ス~と入ってみると、入り口の近くのカウンター席に座り、目の前には回転寿司のようにお皿にのった、しゃぶしゃぶの素材が回っており、それを自分の目の前に用意されたひとりスープに入れて食べます。
運よく、ちょうど後ろ側が寿司のビュッフェが並んでおり、とりやすい。
ナカさんの言う通り、スープの種類を聞いてきたので「カレースープ」と告げました。そのほか、トムヤムやミルクスープなどがあるようです。
ドリンクは向こうの方に並んでいて、果たして自分で取りに行くスタイルなのか迷いました。まわりのタイ人はあまり動かないでもくもくと食べているからです。その表情を見ていると、彼らはマイペースですね。勝手がわかっているというか、慣れているんですね。初めての私はわからないことばかりで少し不安です。
待っていてもドリンクは来なさそうなので、取りに行きました。コップがわからず、氷もわからず、迷いますね。それでも何とか確保して、続いてはカウンターの真後ろの寿司へ。ありましたね!うなぎ寿司が。Shabushiではうなぎにぎりと宣伝しているようです。小さめのひと口サイズですが、席について食べてみると確かにうなぎのようです。薄くて少し物足りないのですが、やはりうなぎですね。思わず大量に取って、次から次へと口に入れました。
ひと口サイズといっても、やはりごはんといっしょだから限界がある。20個ほど食べたところで、おなかいっぱいになってきました。
そのほか、エビやイカ、サーモン、タコ、サバなど、どれもまずまずのクオリティーで日本人でも違和感ない味です。
しかし、店内を見渡してみても、日本人らしい人たちは1人もいません。欧米人はちらほらいますね。おそらく常連でしょう。
さて、目の前のスープに、まわっているネタを入れていきます。にんじん、麺、肉類、エビ、レンコン。沸騰したあと、スープをいただくと、確かにカレー味ですね。まぎれもないです。しかし、どちらかというと、カレーうどんのスープのようです。トロみがあってこれはこれでよいのではないでしょうか。ただこちらはメインではなく、みそ汁代わりですね。
やはり、うなぎにぎりに戻りました。これしかないでしょう。ちょっと限界以上に食べ過ぎて、苦しい。だからやっぱり食べ放題はいまいちですね。
会計をすると1人、359バーツでした。時間制限があるようで1時間15分のようです。うなぎにぎりは来年の3月末までの限定のようですので、機会があれば最寄りのShabushiでお試しください。(M)
2014年12月20日 タイ自由ランド掲載