📘30日で学べる:タイの同性婚 完全ガイド Day16 世代・地域でどう違う?

Day16
世代・地域でどう違う?
タイ社会における同性婚への意識の差
「タイはLGBTQに寛容な国」
よく聞くイメージですが、実際のタイ社会は
決して一枚岩ではありません。
Day16 では、
▶ 世代差
▶ 地域差
という2つの軸から、
同性婚に対する意識の違いを見ていきます。
1️⃣ 世代による意識の違い
🧑🎓 若い世代(10〜30代)
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SNSや海外文化に日常的に触れている
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性的多様性を「特別なもの」と感じにくい
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同性婚は「当然あっていい制度」という感覚
👉 バンコクや大学周辺では、
同性婚=時代の流れ という認識が主流です。
👨👩👧 中年世代(40〜50代)
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寛容だが「どこか距離感」がある
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反対ではないが、積極的でもない
「本人たちが幸せならいいと思う」
という言葉に集約されることが多い層。
👉 理解と戸惑いが同居 している世代です。
👵 高齢世代(60代以上)
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伝統的な家族観が根強い
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同性婚に「違和感」を覚える人も多い
ただし、
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露骨な反対より
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「よく分からない」「自分の世界ではない」
という反応が目立ちます。
👉 拒絶というより、距離の問題。
2️⃣ 地域による意識の違い
🏙️ バンコク・大都市圏
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多様な人が共存する環境
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LGBTQ当事者の可視性が高い
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同性婚への賛成が比較的多い
👉 実務・制度の最前線も都市部に集中しています。
🌴 観光地・国際都市(チェンマイ、プーケットなど)
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外国人との接点が多い
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文化的にオープン
👉 実生活では比較的受け入れが早い地域。
🌾 地方・農村部
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家族・親族ネットワークが強い
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世間体を重視する傾向
「理解はするが、公にはしづらい」
という空気感が残っています。
👉 ここに 制度と現実のギャップ が生まれやすい。
3️⃣ なぜ「寛容」と「違和感」が共存するのか
タイ社会には、
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表向きは穏やか
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対立を避ける文化
があります。
そのため、
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露骨な差別は少ない
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でも深い理解も必ずしも進んでいない
という、独特のバランス が生まれます。
4️⃣ 一枚岩ではないからこそ起きること
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同じ国でも、反応が全く違う
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同じ法律でも、受け止め方が異なる
👉 同性婚を巡る体験は、
「どこで・誰と生きるか」に大きく左右されます。
Day16 まとめ
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Tensui
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若い世代ほど同性婚に肯定的
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世代が上がるほど、距離感が残る
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都市部・観光地は受容が進んでいる
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地方では制度と社会意識にズレがある
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タイ社会は「寛容」だが「一様」ではない
次回 Day17 では、
▶ 仏教は同性婚をどう捉えているのか?
という、よく誤解されやすいテーマを扱います。宗教と法律、価値観の関係を整理していきましょう。
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