きょうのトップ5

• カンボジア国境:停戦は概ね維持、ASEAN監視団が現地確認を継続。タイ側は領有権主張を改めて表明。^[1][2]
• 国内政治:ペートンターン首相は職務停止中、プームタム副首相が引き続き「代行首相」。憲法裁の判断は8月29日予定。^[3][4][5]
• 経済:中銀が8月13日に政策金利を1.50%へ引き下げ。製造業景況感は3年ぶり低水準。第2四半期GDPは+2.8%。^[6][7][8]
• 観光:年初来訪タイ客は約2,081万人で前年比減ペース。見通し33百万人に下方修正。^[9]
• デジタル決済:「Tourist DigiPay」実証がまもなく開始、観光客の暗号資産→バーツ決済をサンドボックスで試行。^[10][11]

政治

• 代行首相はプームタム・ウェーチャヤーチャイ氏。職務停止中のペートンターン氏に関する憲法裁審理は最終判断を8月29日に予定。政権運営の不確実性が続く見通し。^[3][4][5]
• タイ—カンボジア国境:小康状態ながら緊張は継続。ASEAN監視団が停戦状況を確認、国境地帯は「概ね平穏」との報告。^[1][2]

経済・マーケット

• タイ中銀（BOT）は先週、政策金利を1.50%へ0.25pt引き下げ。年後半の追加緩和も視野。^[6]
• 製造業景況感（FTI指数）は7月に5か月連続悪化、3年ぶりの低水準。米関税や国境情勢の影響を懸念。^[7]
• Q2実質GDPは前年比+2.8%で市場予想を上回る一方、年後半は米関税など逆風で減速観測。^[8]
• 前営業日のSET指数は1,235.76（-0.53%）で引け。バーツは1ドル=32.5バーツ近辺。^[12][13]
• 政府はコメ農家支援で総額1,140億バーツのパッケージを承認。^[14]

観光・入国

• 年初来の訪タイ客は約2,081万人（〜8月中旬）。前年割れだが2,000万人を突破。^[9]
• 観光客向け「Tourist DigiPay」実証へ。暗号資産で支払い→加盟店はバーツ受領の仕組みを限定環境でテスト。^[10][11]
• 現在の査証免除は最長60日滞在（一部国・地域）。30日への短縮が報じられるが、公式発表は現時点で60日案内のまま。最新は在外公館の案内を要確認。^[15][16]

ローカル（各地）

• 気象局は本日も広範囲で雷雨予報。局地的な大雨に注意（北部〜東北〈イサーン〉、東部、南部でリスク）。^[17][18]
• バンコク都（BMA）は排水・ポンプ体制を強化し雨季の浸水対策を継続。^[19]
• イベント:Pattaya International Film Festivalが8月24〜31日開催予定。^[20]

※ウドンタニなど東北部では一時的な強雨がおこりやすいため、外出時は冠水・落雷にご注意を。

この先の注目

• 8月29日（金）:憲法裁が首相職務停止案件で判断予定。政局・相場に影響も。^[5]
• 国境情勢:ASEAN監視団の報告・協議の行方。^[2]
• 気象:21〜25日にかけての大雨注意報（最新発表を随時確認）。^[18]