【タイの田舎の小さな家から】タイ古式マッサージを30日で学ぶ|Day17 リズム・間・待つ力

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Day17

リズム・間・待つ力

なぜタイ古式では、すぐに次へ行かないのか

タイ古式マッサージを受けていると、
ときどき不思議な瞬間があります。

  • 圧が止まった

  • 動きがない

  • 何もされていないように感じる

それなのに、
身体の奥で何かが起きている感覚 がある。

今日は、
その「何もしない時間」の正体を解説します。


1. タイ古式には「急ぐ理由」がない

現代の施術は、
ついこうなりがちです。

  • 次の手技へ進む

  • 時間内に全部やる

  • 効かせ続けなければならない

しかしタイ古式では、

身体の変化は、待つことで起こる

と考えます。

急ぐほど、
身体は追いつけなくなります。


2. リズムとは「繰り返し」ではない

タイ古式で言うリズムは、

  • 一定のテンポ

  • 機械的な繰り返し

ではありません。

それは、

  • 圧を置く

  • 呼吸を感じる

  • 変化を待つ

この循環そのもの。

変化が起こるまでが、1つのリズム
なのです。


3. 「間」は、身体が話す時間

圧を置いたあと、
すぐ次に行かずに
“間”を取る。

このとき、
受け手の身体では、

  • 緊張がほどけ

  • 呼吸が深まり

  • 内側の動きが始まる

施術者が何かをするのではなく、
身体が自分で調整する時間 です。


4. 待つ力は、信頼の表れ

待てない施術には、
ある共通点があります。

「何かしなければ」
「効かせ続けなければ」

これは、
不安の裏返しです。

タイ古式では、

  • 身体を信頼する

  • プロセスを信頼する

  • 自分を信頼する

だから、待てる。

待つこと自体が、深い信頼 なのです。


5. 何もしない時間が、もっとも効く理由

不思議ですが、
多くの人がこう言います。

「あの止まっていた時間が、一番効いた」

それは、

  • 神経が静まり

  • 防御が解け

  • 深層が開いた

瞬間だから。

動き続けていては、
決して届かない場所があります。


まとめ:

Tensui
Tensui

タイ古式の「間」の哲学

  • 動かない勇気

  • 触れたまま待つ力

  • 起こるのを信じる姿勢

タイ古式マッサージにおいて、
間は空白ではありません。

それは、
身体が本当に変わる
もっとも豊かな時間なのです。


次回 Day18 予告

「ストレッチは“伸ばす”ものではない」
なぜタイ古式のストレッチは、
安全で深いのか。
“導く”という発想に入っていきます。

Day17は、
施術者の成熟度が
そのまま表れる回でもあります。