【タイの田舎の小さな家から】タイの有名なお寺を30日で学ぶ Day 7|僧侶の階級と修行生活

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Day 7|僧侶の階級と修行生活

〜なぜ若い僧も高僧も同じ袈裟を着ているのか〜

タイのお寺に行くと、
ふと疑問に思うことがあります。

「若そうなお坊さんも、
とても偉そうなお坊さんも、
同じオレンジ色の袈裟を着ている…?」

日本なら、
年齢や位で服装が違うことも多いですよね。

実はこれ、
タイ仏教の思想そのものを表しています。


タイの僧侶社会は「見た目フラット」

まず大前提として、
タイ仏教(上座部仏教)では、

見た目で偉さを示さない

という強いルールがあります。

袈裟は、

  • 身分

  • 家柄

  • 年齢

  • 地位

をすべて捨てた証

だからこそ、
若い僧も高僧も
同じ袈裟を着ているのです。


それでも「階級」は存在する

見た目は同じでも、
実は僧侶には明確な違いがあります。

① 年齢ではなく「修行歴」

タイでは、

  • 何年出家しているか

  • どんな修行をしてきたか

が重視されます。

たとえ年下でも、
出家歴が長ければ
先輩僧です。


② 学問僧と修行僧

僧侶の道は、
大きく2つに分かれます。

  • 学問僧:経典研究・教育担当

  • 修行僧:瞑想・森の寺での修行

どちらが上というわけではなく、
役割が違います。


③ 王室と関わる高僧

一部の僧侶は、

  • 王室儀式

  • 国家行事

  • 王の相談役

を務めます。

彼らは非常に高位ですが、
それでも袈裟は同じ。

ここに、
外見では測れない世界
があるのです。


僧侶の一日は修行の連続

タイの僧侶の生活は、
とても質素です。

僧侶の日常

  • 夜明け前に起床

  • 瞑想・読経

  • 朝の托鉢

  • 食事は午前中のみ

  • 午後は修行・学習

  • 夜も瞑想

派手さはなく、
静かな繰り返し

だから袈裟も、
目立つための服ではありません。


なぜ短期出家が多いのか?

タイでは、

  • 数週間

  • 数か月

だけ出家する男性も珍しくありません。

これは、

  • 家族への感謝

  • 人生の節目

  • 精神のリセット

という意味を持ちます。

出家中は、
誰もが平等な僧侶

社会的地位は、
完全に消えます。


袈裟が語る「平等」の思想

同じ袈裟を着る理由は、
とてもシンプルです。

悟りの前では、
すべての人間は平等

肩書きも、
年齢も、
財産も関係ありません。

それを毎日思い出すために、
袈裟は変わらない姿を保っているのです。


Day 7 のまとめ

  • 僧侶は見た目で偉さを示さない

  • 階級は修行歴と役割で決まる

  • 袈裟は「平等」の象徴

  • 僧侶の生活は質素で修行中心


Tensui
Tensui

次回 Day 8
「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」
なぜここが
「タイで最も特別なお寺」なのかを解説します。

ここからいよいよ、
具体的な名刹編に入りますね。