「すまいの便利屋さん」ソファーのダニが心配?

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徹底的な掃除でダニを寄せ付けない
徹底的な掃除でダニを寄せ付けない

ダニ、必要以上の心配は不要

「ソファークリーニングしていますか」という問い合わせを時々いただきます。残念ながら今準備中です。(資材を日本に行って調達しようと思っていますができません)

その理由を聞くと、「ダニが心配だから」とのこと。「何か問題がありましたか」と聞くと、「まだ、ない」とのことです。

ダニは、ソファーやベッドに多いです。数十匹、数百匹、いや時にそれ以上。ダニはそこら中にいます。が、そのほとんどのダニは、人間に悪さをしません。ダニは、必要以上に心配しないでいいのです。

ダニの被害は、「刺されること」と「アレルギー」です。家にいるダニで刺すのは2種類。ツメダニと、イエダニです。(このほか草むらにいるのはマダニです)

ツメダニは、コナダニなどがたくさんいると、これを餌にして生息します。普通に掃除をしていればまず発生しません。

刺された場合、ノミや南京虫が多い

イエダニはネズミなどに寄生しています。タイは確かにネズミをよく見かけます。しかし、自宅にネズミが出ていない、そして、イエダニがついていそうな人を部屋に入れなければ、部屋でイエダニに刺されることはまずありません。よく、「ダニに刺されたので駆除してほしい」との依頼もあります。しかし、よく聞くと「イエダニ」ではありません。イエダニは、腹部やももなど皮膚の柔らかいところを刺します。普通1か所です。何か所も刺しません。何日も痒いです。足や腕に刺され、しかも数か所、刺される場合は、ノミや、トコジラミ(南京虫)を疑いましょう。

ダニアレルギーはまず徹底した掃除

なお、ダニアレルギーがはっきりしている場合は、まず、掃除を徹底して行うこと。布団、毛布、タオルケットなどは洗濯し、乾燥機に30分以上かける。(コインランドリーで利用できます)そのあとは掃除機で死骸などを取り除きます。

ソファーやマットレスは布団乾燥機を使うのが一番ですが、タイでは入手は難しいでしょう。そこで、当て布をしてスチームアイロンを使うか、ドライヤーをゆっくりあてていきます。そのあと、掃除機をかけて死骸を取り除きます。アレルギーは、ダニのフンや死骸も原因になるからです。こういうことをこまめにしてください。

草むらにいる「マダニ」は危険

マダニですが、野原や草むらにいます。刺されると時には感染症にかかり、まれに、死に至る場合もあります。草むらに入るときは長ズボン、長袖シャツを着用して、もし刺されたときは2~3週間、体調をよく観察し、異常があれば病院に行きましょう。また、犬が野原を駆け回ったときは、部屋に入れるときよくチェックし、十分な注意が必要です。

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2020年11月5日 タイ自由ランド掲載