【なつかしい記事】良質な食材が安く手に入るKビレッジのオーガニック市場、朝市

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タイでも最近は富裕層のタイ人や欧米人を筆頭に、オーガニックや自然食品への関心が高まっていますが、そんなオーガニックを扱うお店が一度にたくさん出店していると話題になっているのが、スクムビットソイ26のKビレッジで開かれる「ファーマーズ・マーケット」。

月末の土日曜に開催されることが多く、敷地の中庭に、たくさんの露店が集まってマーケットが開かれます。先月はちょうど、マーケット開催から1周年とのことで、一体どんなお店があるのか散策しに行ってみました。

お客も出店しているお店もタイ人、欧米人が半々くらい、日系のお店も少しありました。隅から隅までいろいろ散策すると、食材から雑貨までいろんなものを発見しました。ここでしか見つからないような面白いものもあったので、この日売られていた商品を種類ごとに紹介してみたいと思います。

●有機野菜・果物、雑穀米…たくさんのオーガニックブランドが出店しているので、食材にこだわりがある人は、一度にいろいろ買えて、とても便利です。タイのハーブから、オクラやゴーヤ、ナスなどもあり、値段もスーパーと比較しても、高くありません。

●職人仕込みのパン…タイではあまり見かけない、大ぶりでがっしりしたパンやバケット、キッシュなどが、テーブルに山積みされています。欧米人のお客がひっきりなしに購入していて、そこだけヨーロッパの市場のようでした。

出店していたお店はどれも、すでにタイではけっこう有名なパン屋のようで、オーガニックというよりは、ヨーロッパの職人がハンドメイドで作っているのがうりのようです。

エカマイに工房を持つ「Conkey’sBakery」や、ビラ各店舗で販売している「メゾン・ジャン・フィリップ」は特に有名。いろんな種類が一度に試せるので、ファンの人もわざわざ訪れているようです。

●チーズ、ヨーグルト…こちらもパンと同様に欧米人の関心が高いブースでした。大きなパックのギリシャヨーグルトは80バーツと手ごろな値段で、試食をしてみると、もっちりとしていて濃厚な味。「ヨギ・デイリー」というブランドで、他にもチーズやディップなどをタイの工房で製造していて、普段はホテルなどに卸しているとのこと。本格的な乳製品を手ごろな値段で買えるのがうれしいです。

●瓶詰されている加工品…はちみつやジャムなどいろいろ見かけましたが、その他に、ピーナッツバター(1瓶120バーツ~)、ペストソース(1瓶200バーツ~)と、この2つだけを販売する専門店や、肉料理などにかける特製ソース数種類を販売している店などありました。試食をしてみるとなかなかのこだわりの味で、チリソースやタマリンドソースなど、1本79バーツ~と価格も安い。

こういった瓶詰の商品は、自家製で丁寧に作られているものが多く、保存が効くのと、値段も安いので、一度にいろいろ買って試してみるのもよさそうです。

●焼き菓子、お菓子、ファーストフード…スコーンやケーキ、マカロンなどの焼き菓子の出店がとにかく多く、自家製パンに具材を挟んだファーストフードや、自家製アイスクリーム、オーガニック豆を使った淹れたてのコーヒーまで、テイクアウト可能なものもたくさん売られていて、ちょっとしたお祭りのようで楽しい雰囲気です。

トロトロのカラメルソースを薄ーいワッフルに塗り込んで、実演販売しているお店がありました。オランダ伝統のお菓子とのことで、サクサクで甘さもほどよく、とても上品なお菓子でした。

このような、普段は店頭販売していない、おいしい食べ物にも出会うことができました。

その他、美容品、せっけん、オイル、アロマの精油、バスソルト、アクセサリー、衣料品、環境に優しい洗剤類、木製の食器など食品以外のものもあります。

今回マーケットをいろいろ見てまわりましたが、商品のよさだけでなく、同じクオリティーの物をスーパーでそろえた場合よりも断然安い!と感じました。ほとんどのお店がデリバリーも可能でしたので、気に入った場合は、その後も購入できます。

ぶらぶら探索するだけも楽しいですが、料理好きな人、食材にこだわりがある人に特におすすめな場所です。

開催日は以下の通りですが、変更がないか、事前にフェイスブックの最新情報でチェックしてから、行くことをおすすめします。 (S)

 

2014年4月20日 タイ自由ランド掲載