📘30日で学べる:タイの同性婚 完全ガイド Day11|外国人が関係する同性婚の扱い

Day11|外国人が関係する同性婚の扱い
― タイ人×日本人/外国人同士の場合 ―
ここまでの Day9・Day10 は、
主に「タイ人同士」を前提にしてきました。
でも在タイ日本人にとって一番気になるのは、
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タイ人 × 日本人
-
日本人 × 日本人(外国人同士)
の場合ではないでしょうか。
Day11では、
外国人が関係する同性婚が、タイでどう扱われるのか
を整理します。
■ 大前提:タイの法律と母国の法律は別
まず、最重要ポイントです。
タイで結婚できても、
母国がそれを認めるとは限りません。
結婚は、
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結婚する国の法律
-
国籍国の法律
両方が関係します。
① タイ人 × 日本人(同性カップル)
■ タイで結婚できる?
→ 原則、可能です。
タイの同性婚法では、
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性別
-
国籍
による制限は設けられていません。
必要条件を満たせば、
タイの役所で婚姻届を出せます。
■ 日本人側に必要な主な書類
日本人が提出を求められるのは主に以下です。
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独身証明書
(在タイ日本大使館で発行) -
パスポート
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在留証明など(地域により)
※ 書類は原則、
タイ語翻訳+認証が必要になります。
■ 日本はこの結婚を認める?
ここが一番の注意点です。
現時点では、
日本は同性婚を法律上認めていません。
そのため、
-
日本の戸籍には「配偶者」としては記載されない
-
日本国内では婚姻扱いにならない
という状況になります。
ただし、
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タイでは合法な配偶者
-
タイの法律上の権利は有効
です。
■ ビザ・滞在資格への影響
タイ側では、
-
配偶者ビザ
-
家族滞在の扱い
が今後明確化・拡張される可能性があります。
一方、日本側では、
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配偶者ビザとしての扱いは不可
-
個別判断・人道配慮になる可能性
が高いのが現状です。
② 外国人同士(日本人 × 日本人など)
■ タイで結婚できる?
→ 条件付きで可能な場合があります。
ポイントは、
両者の母国法が
その結婚を認めるかどうか
です。
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母国が同性婚を認めている
→ タイでの婚姻成立が比較的スムーズ -
母国が認めていない
→ 書類が出せず、成立が難しい場合あり
■ なぜ母国法が重要?
タイの役所では、
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「独身であること」
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「結婚可能であること」
を、国籍国の証明で確認します。
同性婚を認めていない国の場合、
「結婚可能」という証明自体が出ない
という壁が出てきます。
■ 実務上の注意点
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事前に役所へ確認する
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大使館・領事館へ相談
-
翻訳・認証に時間がかかる
外国人が関係する場合、
事前準備が8割です。
■ よくある誤解
「タイで結婚すれば、全部解決?」
→ 解決しません。
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日本の戸籍
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日本の相続
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日本のビザ
は、日本の法律に従います。
「どこで・何が有効か」を
切り分けて考える必要があります。
■ Day11のまとめ
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Tensui
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タイ人×日本人の同性婚はタイでは可能
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日本では婚姻扱いにならない
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外国人同士は母国法がカギ
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ビザ・戸籍・相続は国ごとに別判断
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事前確認と書類準備が超重要
次回 Day12 では、
▶ 結婚後に発生する権利と義務(タイ法)
を、生活目線で整理します。 -






















