【タイの田舎の小さな家から】マンゴー片手にイサーンの風:ちゃんモンがお届けする、本場のタイ料理絵巻 【タイの田舎の小さな家から】 パットノーマイファラン(タケノコ炒め):タケノコなのにクセになる!タイの庶民派おかずの魅力
パットノーマイファラン(タケノコ炒め):タケノコなのにクセになる!タイの庶民派おかずの魅力
こんにちは、タイの田舎からサワディーカー!
今日ご紹介するのは、地味だけど一度食べたらクセになる、タイのローカル炒め物――その名も「パットノーマイファラン(ผัดหน่อไม้ฝรั่ง)」。
「なんじゃそりゃ?」と思ったあなた。実はこれ、ズバリ言うと“タケノコの炒め物”なんですが、日本の繊細な春タケノコとはちょっと違うんです。
ノーマイファランって何者?
「ノーマイ」はタイ語で「タケノコ」。「ファラン」は「外国人」や「西洋風」の意味ですが、ここでは「アスパラガスタケノコ」のことを指すことが多いです。細長くてシャキシャキした食感が特徴の野菜で、タイでは市場や屋台でおなじみの食材。
でも、なぜかタイ語では「ノーマイファラン」=「外国のタケノコ」。…外国のタケノコって何?名前だけでも謎めいててワクワクしません?
どんな料理かというと…
ひとことで言えば、「ニンニク&オイスターソースでガツンと炒めた、ご飯がススム系タケノコ炒め」。
シンプルなのに、やたら美味しい。
特に、白ご飯との相性はまさに“運命の出会い”。
さらに豚肉やエビを加えたり、唐辛子をプラスして辛さを調整したりと、アレンジ自由自在なのも魅力です。
特に暑い日の昼下がり、扇風機の前で汗を拭きながら食べるパットノーマイファランは、なぜか人生を乗り越えられる気がしてくるのです(ほんと)。
【パットノーマイファラン】簡単レシピ(2〜3人分)
材料:
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ノーマイファラン(アスパラ風タケノコ)200g
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豚バラ肉またはエビ 100g(なくてもOK)
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にんにく 2かけ(みじん切り)
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サラダ油 大さじ1
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オイスターソース 大さじ1.5
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醤油 小さじ1
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砂糖 小さじ1
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水 大さじ2
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唐辛子(好みで) 1〜2本(刻む)
作り方:
① タケノコは食べやすい長さ(5〜6cm)に切る。固い部分はピーラーで薄くしてもOK。
② フライパンに油を熱し、ニンニクを香りが立つまで炒める。
③ 肉やエビを入れて炒め、火が通ったらタケノコを投入。
④ オイスターソース、醤油、砂糖、水を加えて、全体を中火で3〜5分炒め合わせる。
⑤ 仕上げに唐辛子を入れて軽く混ぜ、完成!
タイの台所から愛をこめて
パットノーマイファランは、特別な調味料もいらないし、材料もシンプル。
それでいて、なぜか「また食べたくなる」不思議な力があるんです。
タイの家庭では、冷蔵庫に余った野菜をパパッと炒めて、おかずにすることがよくありますが、このタケノコ炒めもまさにその代表。
屋台でもよく見かけますし、ごはんにのせて「カオラートゲーン(ごはんにおかずをのせるスタイル)」として食べるのも王道。
最後にひと言
日本の春に出てくる柔らか〜いタケノコも美味しいけど、タイのシャキッと系タケノコも、ちょっとクセになる味ですよ。
タイに住んでる方はもちろん、アジア食材が手に入る人はぜひおうちでチャレンジしてみてくださいね!
それでは、今日も「マイペンライ精神」で楽しくタイごはんライフを〜!

🌿タイの田舎から、今日もひと皿ご紹介🍽️
見た目は地味だけど…食べたらビックリ!
「パットノーマイファラン(タケノコ炒め)」って、ごはんが止まらなくなる系なんです😋
シャキシャキ食感とオイスターソースのコクがクセになりますよ〜✨