あぱまん情報2020年5月20日掲載
プレミア・トンローにロングステイ(シニア)型住宅が対応可能となる。まずは、タイの高齢化の状況について考察したい。
タイの高齢化率は2036年には30%と超高齢化社会に突入する!
2018年発表のWHO統計によると、タイ人の平均寿命(2016年)は男性が77位の71.8歳、女性が51位の79.3歳であった。ちなみに、日本人の男性は香港に次いで2位の81.1歳、女性は1位の87.1歳である。
また、政府系シンクタンクの国家経済社会開発委員会(NESDB)によると、2040年にはタイ人の平均寿命は、男性が75歳、女性が82歳まで伸びるという。一方、合計特殊出生率は、2010年の1.6人から2040年には1.3人まで落ち込み、少子高齢化に拍車がかかる。
カシコン銀行のレポートでは、タイは高齢社会(注01)の入り口に立っており、60歳以上の高齢者は、総人口(6,550万人)の17%(1,120万人)を占めており、2036年には30%(1,950万人)に達すると警鐘を鳴らす(図表01)。
クラスター(集団)発生原因となる三密にも対応したプレミア・トンロー
2008年に竣工のプレミア・トンローは、日系企業が管理運営しているということもあり、入居者の90%以上は日本人の居住者だ。
当該物件は閑静な住宅街の中にあり、近くに日本語窓口のある「サミティベート病院」や日本食レストラン、スーパー、幼稚園、塾、美容室など日本語が通じるお店が多数ある。日本人にとっては便利な立地と言える。
さらに、現在新型コロナ問題が叫ばれる中、三密に強い住まいといえる。①密閉空間「部屋は最低50㎡以上で、南北、東西2方向に窓通風」空気の入れ替え必要②密集場所「全体戸数が少ない(100戸以下)」人が多いほどリスクは高い。③密室場面「支払が振込等キャシュレス対応」とクラスター(集団)発生のリスクが高い三つの密に対応した住宅である。
ロングステイ(シニア)に対応した住宅は2020年9月以降募集開始!
ロングステイ(シニア)型住宅とは、高齢者の方も暮らしやすいように設備やサービスが工夫されたコンドミニアムのことだ。自由度のある生活を保ちながら、医療と健康管理がサポートされる。
プレミア・トンローのロングステイ(シニア)型住宅のポイントとして3つがあげられる。①万が一の時に備えて見守りサービス(オプション)やサミティベート病院などの医療機関も至近距離 ②自由に自分らしく暮らせる住まいとして、「ラケットクラブ」の会員権付(注02)、また毎日の食事を1階「大の樹」でデリバリー可能③広くてきれいな生活空間(55~83㎡)の室内には、オプションで緊急コールボタンやハンズフリーインターホン、トイレやシャワールームへの手摺設置も可能だ。
建物管理者のTWY社の山口社長は、「タイに来て30年を超えるが、私がこんなサービスがあったらいいなというものどんどんオプションで用意していきたい。」という。このサービス(賃貸・分譲)は、2020年9月以降開始を予定しているという。興味のある方は、プレミア・トンローロングステイ(シニア)型住宅チームにメールでお問合せください。(aikawayuji07@gmail.com)
(注01)調査機関によって高齢者の定義が異る。タイは60歳以上の割合が10~20%を高齢化社会などと定義。日本は65歳以上の人口が占める割合を高齢化率とし、高齢化率が 7%超「高齢化社会」、14%超「高齢社会」、21%超「超高齢社会」とする。
(注02)ラケットクラブは、徒歩圏内(徒歩9分)にあるドーム型のテニスコート、フットサルコート、バドミントン、クライミングウォール、フィットネス・ジムなどを備えた総合スポーツ施設。
(参考資料)ArayZ 2019年6月号「加速するタイの高齢化」、世界銀行資料、WHO世界保健統計(2018年版) (YA)
2020年5月20日 タイ自由ランド掲載
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