【なつかしい記事】タイで日本料理店を開く方法

バンコク賃貸情報センターの角田です。

今年も日本人がタイのバンコクで店舗を開くケースが多くあると思います。

最近は円安のあおりで、タイでも日本料理は日本で食べるよりも高い!という状況で、例えばラーメンなども250バーツはあたりまえ。日本円では800円以上になります。

それでも日本からの出店はとまらない!

日本で店をやっているある人は、日本ではもう頭打ちなので海外に活路を見い出したい、といいます。

またある人は、これだけ日本料理がタイ人に受け入れられているのだから、タイ人向けはまだまだ市場を開拓できる、というものなど様々です。

しかし皆さん、苦戦しています。

ですから結論から言いますと、次の2種類の方法が今、タイで利益を上げる一番の近道なのかと思います。

その1 日本で店をやっていた日本人がやって来て、自分の店をオープンさせる。日本人シェフは自分1人。あとはタイ人。パートナーはタイ人の恋人、というのがベストです。

個人でやっていく場合は上記の方法が一番よいやり方ですが、日本人のシェフを雇って、ということになると経費がかさみなかなかうまく行きません。自分がすべてをやる!というのが成功の道だと思います。

その2 日本ですでに店をやっているチェーン店などは、タイの飲食店や中堅企業と組み、ロゴ使用料や、メニュー作成のノウハウのみを提供する。日本人シェフも必要なら派遣する、というやり方です。タイで日本側49%の会社をつくって運営していく、というやり方ではなかなか利益が上がりません。実際にそのやり方から変更した大手チェーン店も多い。ですから、店の出店場所、素材の調達、店の運営、人材採用などはすべて現地企業にまかせ、店の名前使用料(ロゴ)と、メニューのレシピ伝授だけをやる、というものです。

利益は多くを見込めませんが、自分たちが運営していく必要がない。それで店の名前がタイ全国に広がれば、それはそれでよいとするしかない。それでも直送の魚介が必要、となれば日本側の出荷も増えますし、利益が広がるともいえます。

2016年2月5日 タイ自由ランド掲載

 

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