日本の大学をEECに誘致へ、技術者、大学院卒などを期待
外国からの企業等の誘致を目ざすタイ東部経済回廊(EEC)で、その先頭に立つ、ソムキット副首相は、日本の民間外交推進協会(FEC)などと話し合い、日本の教育機関のEECへの誘致を強く推し進めている。
日本の大学では、アソーク周辺でバンコク連絡事務所をすでに持っている大学も多く、タイの優秀な人材を留学生として日本の大学に受け入れることを念頭に置いている。
今回のEECへの誘致については、同地区の経済活動で生じるタイ人の技術者、大卒者等の人手不足に対して、優秀な人材を育成することを主眼としており、すでにBOIの承認を受けた教育機関では、台湾からの大学院で、自動車オートメーション、ロボット開発等の学校があり、また、そのほか、スイスからのホテル事業の大学が同じく承認を得ている。
ソムキット副首相によると、日本の大学にも参入してもらい、アセアンでの教育、人材育成の拠点へと発展させたいとしており、東京大学や早稲田大学にも打診している。
今後、日本の大学がEEC内で開校するのか注目される。
2019年4月5日 タイ自由ランド掲載