あぱまん情報2020年1月20日掲載

2019年4月には山口氏がホールインワン賞!
T.W.Y. Office Centerのゴルフコンペ(TWY杯)

 

定例ゴルフ終了後の懇親会も盛り上がる
日本支部発足、左から犬走氏、小泉氏、加藤氏、杉野氏

2019年12月21日、「あぱまん情報」のTWY社が主催する定例ゴルフコンペ(TWY杯)が、ヴィンテージ・ゴルフクラブにて行われた。TWY杯は1997年より毎月開催されており、本年で22周年を迎える。参加者はTWY社のサービスオフィスセンターのテナントの駐在員とその関係者で、第一回開催以来延べ千名を超える参加者となっている。

今回開催されたヴィンテージ・ゴルフクラブは1995年オープン、非常に大きく豪華なクラブハウスをもち、フラットなフェアウェイと太く高く茂った木々のある美しいコースが特徴で、タイ・バンコク市内から40分前後で行ける。 

現在幹事を務めている長濱氏(TAIYO CABLETEC社長)が日本帰国ということもあり、エカマイの大連飯店で忘年会&送別会が盛大に開催された。

これまで、多くの駐在員の方々がTWY杯に参加しているが、日本に帰国しても当時のメンバーが定期的に懇親会やゴルフコンペを開催している。そのような中、2019年12月5日、東京神田のタイ料理店で、TWY杯日本支部が発足し、発足パーティ&忘年会が開催された。 

メンバーには、長年TWY杯に参加した小泉さん(三協化成㈱)、犬走さん(日鉄テックスエンジ㈱)、加藤さん(日本フィルター㈱)、杉野さん(㈱ネオス)ら4名が中心となりスタートした。今後の更なる交流を期待したい。


左から、古市医務官、猪阪教授、髙﨑所長、巽教授
公開講演会場のPullman Bangkok

2019年11月23日(土)第14回大阪大学バンコク公開講演会が、Pullman Bangkok Grande Sukhumvit、4階グランドボールルームで、大阪大学、大阪大学日本・タイ感染症共同研究センター、大阪大学微生物病研究所、大阪大学ASEAN拠点の主催で開催された。なお、大阪大学ASEAN拠点は、あぱまん情報が運営するタイ・バンコクのサービス・オフィス「T.W.Y. Office Center ASOKE」内にある。
 

「感染症と私たちの健康」も回数を重ね今回で第14回を迎えた。2019年は、以下の二つの講演がおこなわれた。
 

髙﨑智彦所長

「ヤブカが媒介!デング熱、チクングニア熱、ジカ熱」神奈川県衛生研究所 髙崎智彦所長
 

蚊媒介ウイルス感染症で日本人になじみのある病気は、日本脳炎であるが、東南アジアではヒトスジシマカやネッタイシマカが媒介するデング熱、チクングニア熱、ジカ熱といった感染症が主役となる。
 

デング熱は熱帯、亜熱帯地域で常に流行しており、日本でも2014年に国内流行が発生している。デング熱は突然の高熱で発症し、強い痛み(関節痛、筋肉痛、頭痛)を伴う。解熱傾向が認められる頃、出血傾向を呈し重症化することがある。チクングア熱は関節痛が強いのが特徴だ。
 

ジカ熱の症状はデング熱と類似であるが軽症である。元々アフリカの風土病であったが、2015年南米大陸で大流行し、妊婦が感染すると小頭症をきたすことが明らかになった。
これらの感染症への対策について説明をいただいた。

猪阪善隆教授

 「新たな国民病~慢性腎臓病~に負けないぞ」大阪大学大学院医学系研究科 猪阪善隆教授
 

近年、「慢性腎臓病(CKD)」という疾患が注目されている。成人の約8人にひとりがCKD患者といわれ、CKDは新たな国民病と言われている。CKDは一つの病気を表す病名ではなく、腎機能が慢性的に低下している状態を指している。
 

実は、CKDを放置すると怖い。一つは、CKDが進行して、腎不全になると「透析」が必要になる。もう一つは、CKDがあると腎臓が悪くなるだけではなく、狭心症や心筋梗塞といった心臓病や脳卒中を発症する危険が高まることがわかってきた。
 

今回の講演では、CKDを予防するために、そしてCKDになっても悪化しないためにはどのようにしたらよいか、CKDに負けない生活習慣や治療について説明をいただいた。
※大阪大学ASEAN拠点へのお問合せは02-661-7584
http://www.bangkok.overseas.osaka-u.ac.jp/about 
info.bangkok@overseas.osaka-u.ac.jp

2020年1月20日 タイ自由ランド掲載