あぱまん情報2020年9月20日掲載
タイのチップ制度
東南アジア地域では、欧米の国々と比べるとチップ文化があまりないというイメージであるが、タイでは日常的にチップを渡す習慣あると回答した割合は約9割と非常に高い(図表01)。一方で日本はわずか3%と最下位だった。
もともとチップ制度は、欧米を中心とした文化であったが、タイでも根付いて既に文化になったようだ。しかし、チップという制度がない日本人には頭を悩ませるところである。
チップ制度とは?
最近欧米では、チップを煩わしいと思う人が増え、チップ廃止の店も増えつつあるが、タイを含む東南アジアでは依然チップ慣習が強く残っている。
タイのチップが必要なところ?
タクシーは基本的にチップは不要だ。通常は釣銭をあげる程度で良い。レストランでは基本的にチップは不要であるが、着席式の雰囲気の良いタイ料理、イタリアン、フレンチ、居酒屋といったレストランの場合は、会計時のケースに50~100B程度挟んで机に置けばよい。高級レストランやホテルのレストランで、サービス料がない時には、料金の5~10%のチップを渡すことはマナーとなる。マッサージ店員やゴルフ場のキャディなどは、働いている人の貴重な収入源になるので、相場を必ず払うべきでしょう。
無料で専用スタッフが車を停めてくれるバレットパーキングサービスをご存じですか?
バレットパーキング(Valet Parking)とは、欧米で良く見かけるサービスで、ホテルやレストラン、病院、ショッピングモールなどの駐車サービスである。自分で運転してきた車のキーを係の人に預けると代わりに車の駐車をしてくれる。
Valetとは従者という意味があり、ホテルなどではボーイのことをいう。“Valet”の最後のtを発音しないでバレーパーキングということもある。
タイ・バンコクにも、このサービスはホテルなどあらゆるところにある。例えば、駐車がしにくいBTS(高架鉄道)のプロンポン駅に直結しているデバート「EmQuartier(エムクオーティエ)」の駐車場だ。地下1階(BM階)の駐車場に降りるとすぐに「VALET PARKING」という看板があるのでその看板あたりで車を止めて、専属スタッフに鍵を預け引換券を受け取る。買い物から戻ったら、専用スタッフに引換券を渡すと、数分で車をラウンジ前に横付けしてくれる。ここでお礼を言ってチップ(20B程度)を渡せば良い。駐車料金は通常通りかかるが、サービス料は無料だ。一度利用してみてはいかがでしょうか。
2020年9月20日 タイ自由ランド掲載
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