【なつかしい記事】ソンクラーで 1人ぼっちの生活、ストレスがなく 港町で健康を維持

物価も上がるタイ。以前は人気があった高齢者のロングステイですが、最近は、軍事政権の影響もあり、タイをロングステイの場所に選ぶ日本人も増えているとはいえません。

そんななか、ソンクラーで、6年ほど生活している佐藤さん。以前に本紙で取り上げましたが、その生活状況を聞いてみることにしましょう。

「今回、バンコクに用事があり、2泊3日でやってきました。帰りは列車で、フアランポーン駅を午後3時ごろ出発、ハジャイの到着は翌日の午前11時ごろ。2等席で、料金は475バーツほどだったと思います。

もともと、日本から大量に持ってきた本を読むために、静かな土地を選び、ロングステイしています。ソンクラーは海があり、山があり、静かで、せかせかしていない。読書するには最適な場所です。

時間はゆっくり流れていて、ストレスがないのがいいです。健康なからだもやはり、ストレスがないのが大きい。

64歳になりましたが、年金は前倒しでもらっており、4万バーツほどになるので、ソンクラーで生活するには十分です。半額ほどで生活できています。ちなみにアパートの家賃は3000バーツほどです。

将来、80になったら、どこで住んでいるか、というのはまだ考えていないですね。おそらく日本には帰らないと思います。ソンクラーが飽きたら、チェンマイに行きたいです。

ソンクラーは大学が結構あり、学生も多い。高齢者の欧米人のロングステイも意外と多いですね。ビーチもありますからね。でも、日本人でロングステイしている人は見かけないです。

からだには気をつけており、食事と運動には気を使っています。ハジャイにはバスで40分ほどで、ハジャイのトップスには日本の調味料も揃っており、不自由しないです。

1日に1回は日本食ですね。みそ汁も自分で作っています。港町なので、市場では新鮮な魚介が豊富で、かつをも1匹60バーツほど。自分でかつをのたたきを作って食べます。しょうがじょうゆで。

アジやいかもおいしい。しゃけも切り身が売っていて、部屋で炭火で焼いて食べます。

この生活が気に入っているので、これから何年かはソンクラーで生活すると思います」。

 

2017年5月5日 タイ自由ランド掲載

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