ドンムアン国際空港が新ターミナル建設、4000万人の旅行者処理能力が可能に

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ドンムアン国際空港が、年間利用者数や観光収入の増加を目的に、2023年の中旬ごろから第3ターミナルの建設を開始し、2029年に完成予定とタイ空港公社が発表した。現在ある国際線の第1ターミナルと、国内線の第2ターミナルだけでは、旅客処理能力の限界が近づいていることから、空港の南側に床面積14万㎡となる第３ターミナルを拡張計画を決定した。年間の旅行処理能力が3000万人から4000万人になるという。

拡張工事内容には、空港の南側に第3ターミナルを建設することに加え、7階建ての駐車場の改修や、空港の北側を中心に、北側コンコースの拡張なども行われ、合計368億バーツの予算が割り当てられる。

タイの玄関口の空港と言えば、スワンナプーム国際空港の方が印象的に強いが、タイ国内線やLCCなどの格安航空を利用するときは、やはりドンムアン国際空港の方が印象が強くなる。

また、観光客の中でも特に中国人が圧倒的に多く利用していた空港でもある。コロナによってタイを訪れる中国人が減少したものの、徐々に増加していたり、タイ政府が中国とインドに対してノービザなどの政策を行うことで、今後、ドンムアン国際空港は、多くの観光客、特に中国人観光客であふれ返るだろう。

2023年10月5日 タイ自由ランド掲載