乗り換えが4駅でできるイエローラインは人気が出る要素あり
モノレールのイエローラインがラプラオ駅からサムローン駅まで全路線がオープンし、料金も設定され、ちゃんと乗り換えも出来るようになっている。
さて、このイエローラインはコロナの3年間、粛々と工事が行われていて、コロナがほぼ収まってからのオープンとなったが、さらに来年オープンのピンクラインとともに、初めてのモノレール路線で、高架となり、バンコクの景色を見ながらの路線だが、沿線では住まい、コンドミニアムなどの開発も、コロナ後の状況で、一気に行われると見られる。
そういえば、高架路線で目ぼしいのは、BTSグリーンラインしかなかったが、レッドラインがオープンし、そして環状に回るイエローラインが今回、オープンして、今後、これらの路線が人気路線になる要素がある。また、外国人観光客の多いバンコクでは、これらの路線を回って楽しむ人も多くなるだろう。
さらに重要なこととして、このイエローラインでは多くの他路線と連絡していて、乗り換えができることで、東京の地下鉄のように利用価値がぐんと広がる。
さてそれで、どの駅と連絡しているかだが、まず、ラプラオ駅で地下鉄のブルーラインに乗り換えできる。しかし、その距離は歩いて15分ほどかかり、スムーズとはいえない。続いて、オレンジラインとはエーク・ラムサーリー駅で乗り換えられる。こちらは、高架から地下鉄のオレンジラインはスムーズだ。すでに工事がほぼ完了していて、2年後にオープンが予定されている路線だ。
続いて、エアポートレイルリンクのフアマーク駅と連絡できる。しかし、10分以上歩かなくてはならず、ちょっと邪魔くさそう。そしてサムローン駅では、BTSのグリーンラインと連絡できる。ターミナル駅の風格がある駅に出来上がっている。イエローラインのモノレールは、今までの路線と違い、十分に沿線が開発され、発展することが考えられる。
今回、イエローラインのモノレールを試乗してみて、最大のポイントである、他路線との接続や駅周辺の状況などを中心に見ていきます。
まず、地下鉄ブルーラインと乗り換えができるラプラオ駅。地下鉄駅からラプラオ駅までは、徒歩で約8分。いったん地上に出る必要があるので、思っていたより遠い!でも、地上には出ますが、屋根などがあるので雨に濡れる心配なし。
この2つの路線がつながったことで、ラプラオ駅で乗車する人、下車する人がたくさんいました。ラプラオ駅は始発なので、人は乗っていませんでしたが、乗車する人は多く、車内の座席数が少ないので座席はすぐに埋まってしまい、立っている人がほとんどでした。利用者が多い路線だなと感じました。
イエローラインは、ラプラオ駅からフアマーク駅まで10駅ありますが、その中でも日本人がよく聞き、商業施設や市場がぎゅっと集まって活気にあふれているのが「バンカピ駅」のようです。
案の定、バンカピ駅はその他の駅より下車する人がたくさんいました。バンカピ駅周辺にはタワンナー、ザ・モール・バンカピ、エヌマークプラザや市場などがあります。今回はその中でも、2番出口にあるハッピーランド通りと、バンカピ市場について紹介します。
ハッピーランド通りには、美容院や薬局、屋台、ソイの中心には、ハッピーランドフードセンターなどがあります。
お昼時でたくさん人がいましたが、会社員というより、地元の人たちで賑わっているという感じです。この市場はコンパクトなサイズで、屋根もあるので来やすく、疲れにくいです。
バンカピ市場の買い物客の多くはタイ人で、観光客や日本人らしき人は見られず、地元の人で賑わっている市場でした。バンカピ市場の果物や野菜は新鮮そうで値段も安いので、食材集めにおすすめ。
さて、2024年にオープン予定のオレンジラインと乗り換えができるイエローラインのエーク・ラムサーリー駅。どの辺にオレンジラインがあるのか実際に見てきました。
オレンジラインは地下鉄なので、イエローラインの駅を出て、いったん地上に行くと、地下に行くオレンジラインの入口があります。まだ中には入れませんが、ほぼ完成している様子でした。駅名にエークとあるように、イエローライン近くの道路は4つに分断されているので、イエローラインにつながっている道は、道路を渡らなければなりませんでした。しかし、オレンジラインが道路の4つのところに出来たことで、より利用しやすくなり、今後、多くの人が利用するターミナル駅になりそうな予感です。
エーク・ラムサーリー駅周辺は、あまり商業施設などはありませんが、これからショッピングモールなどが出来れば、街全体がさらに盛り上がりそうです。これからどんな街になるのか楽しみです。
そして、スワンナプーム空港へと行くエアポートレイルリンクのフアマーク駅のそばに、イエローラインの「フアマーク駅」があります。両駅は高架なので、スカイウォークでつながっているのかと思っていましたが、残念ながら直接はつながっておらず、途中で途切れてしまいました。失敗作でしょうか?
エアポートレイルリンクまでは、徒歩で約10分ですが、交通量が多かったり、線路を渡ったり、駐車場を歩いたりする必要があるので、行きづらかったです。
そんなフアマーク駅には、下車する人が多く見受けられたので、直接行けるスカイウォークがあるとより多くの人が利用する駅になると思いました。
また、駅前にはスーパーやコンドミニアムなどがあり、今後、多くの人が移り住んでくる可能性があると思いました。
最後の連絡場所は、BTSのサムローン駅と乗り換えできるイエローラインの「サムローン駅」です。スカイウォークで徒歩5分。乗り換えが便利なサムローン駅の1と2番出口には、インペリアルワールドサムローンとサムローン市場、反対側にイアムチャルーン市場があり、夕方は多くの学生で賑わっていて活気がありました。
サムローン市場やイアムチャルーン市場は、果物や野菜、肉、魚、日用品など、バンカピマーケットよりも見やすかったです。しかし、2つの市場があるのにもかかわからず、一番活気があった場所が、インペリアルワールドサムローンのビルの脇に長く連なっている屋台でした。
人が通るのがやっとの狭い通路に、所狭しとおかずやお菓子など様々な料理が売られていました。どの料理もおいしそうなので、どれを買おうか迷いましたが、後ろから人が押し寄せてくるので、迷っている暇もなく、買いそびれてしまいました。
そして、インペリアルワールドサムローンには、飲食店や洋服、日用雑貨などがありました。ここには、多くの学生がいたので、楽しめる場所なのだと思いました。
イエローラインは現在、朝6時から24時までの運行となっています。
2023年7月20日 タイ自由ランド掲載
バンコクのイエローラインは、ラットプラオ駅からサムローン駅間の約30kmを結ぶ高架式モノレールです。³ 2023年6月3日より運行開始される予定で、1か月間は運賃無料となるそうです。⁵
ソース: Bing との会話 2023/7/5
(1) 【バンコク】イエローライン路線図 – タイランド基本情報. https://komasan.net/thailand/yellow-line/.
(2) バンコクのMRTイエローライン、6月3日に運行開始 1か月間は運賃無料 | アジアトラベルノート. https://www.asiatravelnote.com/2023/05/30/bangkok_monorail_mrt_yellow_line.php.
(3) バンコク イエローライン・ピンクラインは2023年に開通予定 | バンコク下町ライフ. https://thai-miya.net/pinkline-3/.
(4) イエローラインとピンクラインの開通さらに再々延期に。最悪のケースでは2023年。 | タイニュース・クロスボンバー(X-bomber …. https://x-bomberth.com/20220217yellowpinkline/.
(5) バンコクモノレールイエローライン – Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%AF%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3.