タイ最大のプロジェクト「ワンバンコク(One Bangkok)」は2024~2026年完成へ
タイ最大のプロジェクトとして、このコロナ禍の間も工事が進んでいた「ワンバンコク(ONE BANGKOK)がようやく、その外観を表わしてきて、来年末にその一部が完成、そして2024~26年にかけて順次オープンする。事業費1,200億バーツにのぼる。
場所はラマ4世通りとウィタユ通りに挟まれた地区で、以前ナイトバザールがあった104ライに及ぶ王室財産局の敷地。TCCグループのTCCエステート社と、フレンザー・プロパティー社によるもの。真横は日本大使館なので、用事で出向いた日本人は工事の状況を見ている人も多いだろう。
ちょうどルンピニ公園とベンジャキティ公園に挟まれており、十分に緑の多い地区だが、プロジェクト内にも1万㎡の緑を配置しており、域内自体がスマートシティーとなる。フェース1では高層6棟など、フェース2では高層3棟などを建設し、バンコクでは初の地下4階の駐車場が特徴で、またランドマークとしてバンコクで最も高い430mのシグネーチャータワーの建設も進んでいる。
まず、2023年にリッツカールトンバンコクのホテルのオープンが発表されており、急ピッチで建設が進んでいるが、50階建てで、ホテルは25階までとなる。そのほか、プロジェクト全体のホテルはあと4ブランドが予定されている。
一方、グレードAのオフィスが5棟見込まれており、賃貸スペースは合わせて50万㎡以上で、こちらも2026年まで順次完成する。
そのほか、ラグジュアリーなコンドミニアムが3棟予定されており、ルンピニ公園が一望できるなど、豪華なものになる。
職住近接の豪華なスマートシティーだがもちろん、ショッピングセンターも予定されており、一般の人でもエンターテイメントとして出かけられそうな場所になる。
地下鉄ではルンピニ駅を降りてすぐの好立地だ。
2022年12月20日 タイ自由ランド掲載