イエローラインとピンクライン 来年 1月から無料開放へ
バンコクの路線網の整備は現在、モノレールのイエローライン、ピンクラインが完成に向けて建設工事95%以上の進捗状況で、今年10月から試運転を開始、来年1月から3ヵ月の無料開放を経て、正式オープンの予定。両方とも環状に走る路線で、イエローラインはラプラオ通り、シーナカリン通り、ピンクラインはチェンワッタナ通り、ラムイントラ通りを走り、東京なら環七や環八を回るイメージだろうか。これでひと通り、バンコクの路線網は出来上がり、網の目の高架鉄道&地下鉄がバンコク都内に張りめぐらされるが、日本人が多いスクムビット通りにはすでにBTSが20年前から走っているので、新規開通で便利になる、というほどでもない。
それぞれの路線ができてちょっと遠出して、知らない街に出かけるといった感じだろうか。
イエローラインはBTSのサムローン駅で連絡しているので、ここからイエローラインを使ってシーコンスクエアのあるシーナカリン通りに行ったり、あるいはラプラオ通りのチョクチャイ駅に行ったりして探索するイメージだろうか。
イエローラインはラプラオ駅からサムローン駅まで30.4 ㎞ で、そのうち高架駅が23駅となり、どの駅もほぼ完成しており電気系統の仕上げを行っている状態だ。
乗り継ぎできるのは、サムローン駅でBTSと、フアマーク駅でエアポートリンクと、オレンジラインとラムサーリー交差点駅で、ラプラオ駅でMRTとできる。
ラプラオ通りのパワナー駅はラプラオ41、チョクチャイ4駅はラプラオ53、またラプラオ83駅はインペリアルワールド・ラプラオ前、マハタイ駅はラプラオ95でフードランドの近く。
バンカピ駅はマクロ前で、ザモールバンカピ近く。続いてラムサーリー交差点駅、シークリター駅、そしてフアマーク駅ではエアポートレイルリンクのフアマーク駅と連絡する。
続いてクランタン駅、シーヌット駅はオンヌット通りにアクセス、シーナカリン38駅、スアンルアンロー9駅はシーコンスクエアとパラダイスパークの間。
シーウドム駅、シーイアム駅はバンナートラット通りにアクセス、シーラサール駅 、シーベーリング駅、シーダーン駅、シーテパー駅、ティパワン駅、そしてサムローン駅で、BTSのスクムビット線サムローン駅と連絡する。
さらにこのあと、重要な路線の建設としては、トンロー通りを通るグレーライン、プラトゥーナムを通るオレンジライン西側、さらにバンナー通りのスワンナプーム空港まで行く路線などが上げられる。
2022年8月20日 タイ自由ランド掲載