ニッサンの販売落ち込む MGやGWMなどのEV躍進

電気自動車のMG ZS EV

2021年のタイ国内の車販売は76万台で、2020年より4%減となった。

タイローカル紙によると、バンコク日本人商工会議所の調べでは、ベンツなど高級車を除いて、2021年の全体の販売台数は76万台で、コロナ禍で生産のための人手不足や、部品供給のための工場の一時閉鎖などで、生産は減少したが、2022年は85万台を予測できるという。

第1位はトヨタだが、2020年より1.8%減、ピックアップ主体のイスズは1.6%増、ホンダは4.6%減にとどまった。

大幅に減少したのは、ミツビシ、ニッサンで、特にニッサンの33.3%減は落ち込みが激しい。

一方、中国車の躍進が目立ち、MGは31,005台と9.5%増、特にタイ人が好きなSUVに力を入れており、16,014台にのぼった。

また、中国からのグレートオールモーター(GWM)も初年度で3,702台、さらに今年は中国から2メーカーの進出が予想され、EVの進出が見込まれる。

そのほか、フォードは32,388台で8.3%増だが、ピックアップに限ると12%増だった。

 

2022年2月5日 タイ自由ランド掲載

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