モーターウェイ(7号線)のパタヤ~マプタプット延長、バンコクから マプタプットまで2時間8分

パタヤとラヨーン、マプタプット、ウタパオの分岐点

最後に40バーツを支払ったマプタプット(ウタパオ)の料金所
そこを出たところにあった表示も、慣れていないといまいちよくわからない

パタヤからマプタプットに向けて、モーターウェイの延長32㎞の高速道路が完成している。この5月22日から走行ができるようになり、8月24日に正式オープン。料金所も3ヵ所設置され、それぞれ支払いが発生しているが、パタヤーマプタプット間はまだ無料で開放されており、10月には25バーツから徴収が始まるという。
 

この完成で、パタヤーウタパオ空港が便利になり、30分で行ける。今まではスクンビット通りなどを使い、1時間~1時間半かかっていたという。さらに意外と、パタヤーマプタプット間には観光地もあり、シルバーレイクやカオチーチャンなど、ピンポイントで高速道路をおりて、それぞれの観光地に向かうのも便利だ。
 

実際に新しく出来た高速道路を使ってみた。午前10時30分にバンコクのスクンビットを出て、バンナーの高速道路には10時50分に乗り、チョンブリーに着いたのは11時26分、料金は70バーツ。
 

そこから下の道路を通るのは以前と同じで、モーターウェイ(7号線)に合流したのは11時44分。土曜日だったが、以前はこのあたり、高速道路の建設で渋滞があったが、今回はなし。しかし、レムチャバンの表示を過ぎたあたりで渋滞に合う。車線が3つから2つに制限されていて、そのため渋滞している。そこを過ぎると快適で、パタヤーラヨーンの分かれ道に来る。ここまでは以前、1年前に来たときと変わらない。時間は12時22分。
 

ここからは延長路線ということで、さらに快適だった。外国人観光客が入って来れれば、ウタパオ空港からパタヤへ、往来が多くあるのだろうが、今はない。しばらく行くと、右手にカオチーチャンが見渡せて、バンサレーのビーチに行くにも便利だろう。最後の料金所で40バーツを払ったが、これは7号線合流からパタヤまでの料金分だろうか。
 

バンコクからマプタプットまで2時間8分、パタヤの表示からマプタプットまでは16分。シラチャーからなら40分ほどだろう。
 

マプタプットで、一般道のスクンビット通りに出て、パタヤ方面に向かうと、しばらくしたらウタパオ空港が広がっていた。
 

交通省によると、この高速は2025年にはウタパオ国際空港まで乗り入れるとしており、そのころは中国人観光客が次々に観光バスでパタヤに向かう光景が見られるのだろう。
 

今はまだ、ウタパオ空港までつながっておらず、その手前までとなっている。

2020年9月20日 タイ自由ランド掲載