1千万~2千万!オフィス兼住まいのタウンホーム

 

都心ではコンドミニアムが次々に建てられており、一軒家などは郊外での物件となっているが、路線沿線で、ビジネスマンや事業を行う人に根強い人気なのが、タウンホームといわれる物件。となり同士が引っ付いた長屋のような造りで、ホームオフィス、あるいはバーン・フレッドともいわれており、あるいはタウンハウスともいわれるが、タウンハウスとの違いは、機能的で、3階建ての場合、階下はオフィスにも利用できるようになっている点だ。

都心で高い家賃を払ってオフィスを借りるよりも、少し離れた沿線でタウンホームを買うという需要が多い。

しかし、実際には駅沿線というよりも、駅からは車で行く路線などになってしまうことが多い。

ネクサス・プロパティー社によると、30~40代の事業を行っている自営業などの人に、この手の物件の需要があり、オフィスを持ちながら、階上では家族と暮らす、というパターン。

大手開発のディベロッパーなども、コンドミニアムの建設が頭打ちになるなか、こういった物件の計画にも向いており、開発ではコストが少なく、リスクが少なくて済むのがメリット。

一番人気のある場所では、プラカノン、スアンルアン、ベーリング近辺で、価格は1000万~2000万バーツの間。以前は2~300万バーツで売られていた物件だが、今では土地付き建物での購入は1000万バーツ以上があたりまえとなっており、今でも200万バーツで購入できるのは、郊外まで行ったところの物件となる。

続いて人気の場所ではヤナワー、バンコーレーム、クロンサーンなどとなっており、そのほか、2000万~3000万バーツの物件などの需要もあるという。

 

2019年4月5日 タイ自由ランド掲載