くだもの大国タイのEEC!ブランド化でプレミアムに!
くだものビュッフェというのがあり、タイ東部のチャンタブリーなどに行く、1日ツアーで、在タイの日本人も行ったことがある人もいるだろう。
同地区には多くのくだもの農家が点在し、一般向けにくだものの摘み放題や食べ放題などを実施しているところも多い。
今回、タイ商務省でお墨付きをもらったのは「世界にはばたくタイのくだもの!まずは、この4月からドリアンをブランドネームに」というもの。
くだもの王国のタイで、プレミアムでクオリティーの高いくだものをブランド化して、提供していこうというもので、まず、ドリアン、ラムヤイ、マンゴスチンから始めることになった。
これらのくだものが多く取れるタイ東部のチャンタブリーは、外国企業の誘致を行なっているEECのすぐそばで、タイ商務省ではラヨーンのスマートパークに拠点を構えて、タイくだもののブランド化を推進していいきたいとしている。
ドリアンのブランド化については、モントン種というよりも、タイのドリアン、という振れ込みで世界に浸透させたいとしており、果肉のしっかりしたものを選別したいという。
今年は90万トン出荷予定で、プレミアムなグレードの高いものは、そのうち1%ほどの9100トンにのぼるという。
この4月より宣伝し、もしクオリティーの高いドリアンを求めるなら、タイのドリアンを!をうたい文句にしていく。
また、中国のドリアン買い占めなどもあり、需要が増加しているため、タイ農家でドリアンを作るところが増えており、将来的にもドリアンの出荷は増える見込みだ。
2018年2月20日 タイ自由ランド掲載
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コメント一覧
日本で売られているタイの果物はかなり高額だった記憶があります。マンゴーの宅配などでもありますが、厳選された果物だけが輸出されるんでしょうね。マンゴスチンは季節がすごく限定されているので、よりプレミアム感が出そうです。
日本の果物は海外でブランド化していますが、そこまでの評判を得るまでには、農家の大変な苦労があったと思います。タイの農家もブランド化を狙うなら、かなりの努力が必要となるでしょう。