バンコクでは賃貸オフィスが次々完成へ

地下鉄ペッブリー駅近くのシンハーコンプレックスの賃貸オフィスビル(右手)
ラマ4世通りのTHE PARQは今年オープン
オープンしたばかりのサムヤーンミットタウン

景気低迷といわれるタイでは、会社閉鎖や人員削減などが広がっているが、そんななかでも次々にグレードAレベルのオフィスが完成し、賃貸オフィスとなっていて、家賃も上昇傾向で1㎡当たり1ヵ月1000バーツを突破している。
 

BTSプロンポン駅周辺でもエムクオーティエのあるピラットタワーや、そのそばのメトロポリスなどのオフィスでは、デジタル系や中国系のオフィス、日系企業なども実際に入居しており、需要が旺盛なのは、昼時のランチ時にフードコートなどにあふれる従業員などを見ればわかる。
 

不動産コンサルティングの ナイトフランク社などの調べによると、バンコクでは今から2023年までに新たに117万㎡の賃貸オフィスが提供されるといい、1年では平均27万5000㎡にもなる。
 

果たして、これほど今後、急激に賃貸オフィスが増えて、供給過剰にならないのか?
 

すでに完成してオープンしているところでは、地下鉄ペッブリー駅近くのシンハーコンプレックスの6万㎡や、BTSプンナウィティー駅近くの トゥルーデジタルパーク、BTSトンロー駅から最近、スカイウォークでつながったT-ONE、そのほか、サムヤーンミットタウンなどがある。

さらに今年の完成でいうと、シーロムセンター、サトンスクエア、バニッサビルディング、WHAタワー、THE PARQなど、20万㎡を超え、さらに2022年にはザ・フォレスティアズの10万㎡、2023年には、現在建設中のドゥシタニセントラルパーク9万㎡や、ワンバンコク10万㎡の大規模の複合ビルが次々に完成する見込みだ。
 

これほどのグレードAの賃貸オフィスが完成する中、借り主は選択肢は広がるが「家賃の上昇や入居率90%以上は今後も続くだろう」と見られているが、デジタル系の企業や中国系の企業の需要がこのまま続くのか、注目される。

2020年2月5日 タイ自由ランド掲載