【なつかしい記事】BONCHONのチキン唐揚げは、タイ人向けのアレンジが受ける?

BTSアソーク駅に直結してターミナル21というショッピングモールがありますが、ここの4~5階に飲食店が集まっています。昼時は近くのオフィスビルで働くタイ人OLらが押しかけ賑わっていますが、はやっている店とそうでない店がはっきりわかれている感じで、実際に観察してみると一目瞭然です。

そんななかで、ペッパーランチや吉野家などは場所のせいもあるでしょうが、客がまばら。ガランとしています。その横のDAKGALBI。以前はタイ系中華料理の店「カントンハウス」がありましたが、この韓国系の店は客の入りはまずまず。というか、広い席ですがかなり入っています。

一方、エスカレーターののぼり口にある韓国系のBONCHON。チェーン展開していますが、こちらは並んでおります。なぜこんなに並んでいるのかわかりません。タイ人OLが気軽に食べられる金額というと、1人100~200バーツほどだから、それに合ったセットものなのでしょう。

このBONCHONにはまだ行ったことがなかったので先日、オフィスの近くにあるエムクオーティエの地下の同店に昼時行きました。

12時前ですが、付近のタイ人OLらでいっぱい。なぜこんなに人が集まるのか、と思うくらい多い。オープンテラス風に店が並んでいるので、となりの店にまったく客がいないのがはっきりわかります。その差が歴然。これをして勝ち組というのでしょうか。

席について、セットメニューはあるのか、聞いてみると、これといったものはなさそうなので、チキンから揚げ6切れ(150バーツ)、キムチのスンドゥブ(180バーツ)をオーダーしました。

チキンは衣が少し甘ったるいから揚げで、中はヒレ肉。よい肉を使っているのがわかります。一方、キムチスンドゥブは結構、量があります。とうふやエノキが入っていて、タイ人向けにかなり辛い。どちらもタイ人好みに少し、味をアレンジしており、そのさじ加減がタイ人を引き付けるのかも知れません。

3軒並びには韓国のデザート店がオープンし、その横手には石焼ビビンバのBibimbabも新規オープンしており、韓国系の洗練された若い人向けのレストランが、タイ人向けに勢いを増しています。

先のBONCHONにしても、別途にサービス料10%、VAT7%が付いて、けっして安くはない。それでもタイ人が入店しており、タイ人向けにアレンジされているが、タイにはない洗練された味が受けている、ともいえるでしょう。   (M)

 

2016年12月20日 タイ自由ランド掲載

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