【なつかしい記事】楽天がタイから撤退へ

タイでネット通販事業を行うタラート・ドットコム社のパーウィット社長によると、大株主である日本の楽天が撤退するため、株の売却交渉を進行中という。現在、共同でwww.tarad.com ラクテン・タラート・ドットコムをネット上で展開しているが、楽天側が7年前に購入した株を売却し、海外は伸びている台湾のみに集中するとし、事実上、タイ撤退となる見込みだ。

同社長によると、新しい株主が入ったとしても現在、運営しているネット通販は継続して提供していくとしており、消費者へのサービスは問題なく行っていく予定だ。

今回の楽天側のタイ見切りについては、市場自体は伸びているが、ここ1~2年にタイに参入するポータルサイトやネットショップが多く、競争が激化しており、特にLAZADA(www.lazada.co.th)の躍進で、ページビューでは楽天の390万/月に対し、2010万/月と大きく差をつけられている。

また、アプリやフェイスブック、インスタグラムなどで個人で商品を売買することも簡単となり、こういったネット通販を利用しない人もいるなど、多様になっていることが大きいという。現在、タイではネット通販の事業規模は2兆1076億バーツほどとなっている。

 

2016年3月5日 タイ自由ランド掲載

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