「ワーンシン・漢方クリニック」不治の病は中国医学で治療

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ベテラン漢方医のワーン先生から、西洋医学の観点から不治の病といわれている「全身性エリテマトーデス (SLE)、関節リウマチ、重度の湿疹」についての情報です。

西洋医学の名前である全身性エリテマトーデス（SLE）と重度の関節リウマチは、自己免疫炎症性疾患に分類されており、不治の病と呼ばれています。伝統的な中国医学では麻痺として分類されています。

全身性エリテマトーデス（SLE）と重度の関節リウマチ患者には、関節痛、動きの制限、正常値の20mg/dlよりも数倍高い赤血球沈降速度、タンパク質の上昇、鎮痛剤、ホルモン剤、さらには免疫抑制剤の服用が必要であるという共通の特徴がありますが、一時的な症状の緩和しか出来ません。

全身に化膿する重度の湿疹（ECZEMA）の多くは、大量のホルモン剤の常用によって引き起こされ、陽の閉塞と湿の停滞により発作を繰り返し、「不死の癌」と呼ばれています。一方、伝統的な中国医学の観点から見ると、一般的な症状は、陽の欠乏、内部の冷えと湿、気と血の欠乏と血液の停滞、血液循環の停滞から引き起こされています。湿気は体全体の血流を妨げ、解毒と湿気の除去を妨げます。

10年以上前、出産後に風邪に苦しんでいた全身性エリテマトーデス患者の女性を診察しました。彼女は失血と倦怠感に悩まされ、出産後に発熱し、腰と脚の痛み、特に関節の痛みがありました。彼女の手と足の指は寒さに侵されており、赤血球沈降率は高く、エリテマトーデス細胞の検査は陽性で、ステロイド鎮痛剤は効果がありませんでした。

伝統的な中国医学では、脾臓と腎臓の陽の欠乏、気の欠乏と血液の停滞、栄養の喪失、側副血行路の閉塞による痛みを診断します。 脾臓と腎臓の陽の欠乏を大幅に強化し、血管をしゅんせつし、脾臓と腎臓の陽気を温め、半月以上の寒さを解消します。そうすると、腰、手、つま先の痛み、体の冷え、過敏症が解消され、赤血球沈降速度が98ug/dLになり、すぐに正常標準の21ug/dLに戻りました。

また、リウマチ性膝関節炎と股関節炎を患う男性患者は、数10年にわたる痛み、歩行困難、200ug/dLを超える赤血球沈降速度に悩まされていました。そこで、腎臓の陽を補充し、脾臓を強化して湿気を取り除き、経絡を温めて寒さを払拭する数か月の治療の後、患者は完全に回復し、頑固な病気を完全に取り除くことが出来ました。

重度の湿疹に関しては、中医学の治療法が正確である限り、多くの症例を治癒出来ます。陽を強くし、脾を強くすることで、体の痰や湿気が排出され、皮膚がきれいになるのは比較的簡単で、1～2ヵ月で完治します。

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2023年11月20日 タイ自由ランド掲載