最低賃金1日400バーツは2024年1月1日施行へ
タイでは新政府となり、「1日400バーツ」の最低賃金を2024年1月1日から実施することになり、11月中には内閣が詳細を決定する見込み。
昨年2022年10月から引き続きの最低賃金引き上げとなり、現在、バンコクは1日353バーツ、最高はチョンブリー、プーケットなどの354バーツで、各県で、328~354バーツの幅がある。同じように幅のある引き上げになりそうだ。
1日400バーツとなると、1ヵ月30日で計算すると、12,000バーツとなり、これ以下で雇っているミャンマー人らへの影響は大きい。
タイ政府は「2027年までに、1日600バーツの最低賃金」の方針があり、タイのインフレも考えた引き上げになる、としている。
タイで働くミャンマー、カンボジア、ラオスの労働者にも当然、最低賃金が適用され、どちらかというと、パートタイムで働く人への影響が大きいようだ。スクムビット・ソイ41のタイのおかず屋さんは、ラオス人やミャンマー人が多く働いているが、毎月の給料は12,000バーツ、15,000バーツなど、最低給料をクリアしており、月給の場合は12,000バーツ以下はあまりいないようだ。
2023年10月20日 タイ自由ランド掲載
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