PCサポートタイランドのコラム第247回 停電対策について

UPSは2年毎ぐらいで買い替えを

こんにちは。PCサポートタイランドの吉田です。

コラム第247回のテーマは「停電対策について」です。

タイは電圧が安定していないので、ACアダプターや電源が壊れることは多々あります。

停電が起こった際には、停電後の過電流にも注意が必要です。

日本から持ってきたノートPCのアダプターなどは変圧部分は対応していても、その先のコンセントに挿す部分が対応していないことが多いので注意が必要です。

デスクトップPCやサーバー、ネットワーク機器をお使いの場合には、無停電装置(UPS)を必ず設置することをお薦めします。

また、UPSの中身はバッテリーですので2年毎ぐらいにチェックをして買い替えをする必要があります。本当に使いたい時に起動しないと意味がありませんので。

また、室内の温度によってバッテリーの寿命が変わります。25度を条件に作っておりますので、タイのように室温が常に30度の場合には、買い替え時期が少し早くなります。

なお、雷対策には「Surge Protection」と書かれたもの、過電流対策には、「Overload Protection」と書かれたテーブルタップを購入することをおすすめします。

普段使わない電化製品やPCは、コンセントから抜いておくことをおすすめします。

通常は、コンドミニアムなどに補助電源がついています。しかし、補助電源が何度も起動すると瞬間停電が何度も起こります。自分が壊さなくても、瞬間停電で電源や本体が壊れることがよくあります。モデムルーターや最近のテレビには、コンピュータが組み込まれておりますので、再起動が何度も起こると故障の原因となりますのでご注意下さい。

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執筆者:吉田修司(よしだしゅうじ)
情報工学修士。教職免許所持。日本ではシステムエンジニアとして、携帯電話会社大手の運用系システム構築に従事。タイ語、英語、日本語の3ヵ国語を使いこなす。現在は、コンピュータの仕事のほか、日本のテレビシステム及び英語学校の代理店、家庭教師などを行う。

 

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2022年5月20日 タイ自由ランド掲載

 
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