コロナ明けの経済活性化 中国車EV VS 日本車 モーターエキスポは12/2~12を予定

トヨタ・カムリーの新車
2022年向けのMG ZS EV
MAZDAのCX-8とCX-5
グレートウォールモーター(GWM)のOra Goodcat
ホンダのシビックの新車

11月からの隔離なしでの外国人受け入れが始まり、レストランなどでは飲酒も可能となり、コロナ明けの経済活性化に向けバンコクは動き出しているが、イベントについても、制限はあるが徐々に行われる模様で、イベント、催しの常設であるインパクト(IMPACT)、バイテック(BITEC)でもそれぞれ徐々にイベントが組み込まれている。

コロナが出始めたころはこの状況でクラスターが発生し、次々にイベント、催しが中止されていったが、今回は、ワクチン2回接種が70%を超えているということで、クラスターのニュースもほぼ見受けられない。
12月初めの催しで注目されるのが、恒例のモーターエキスポで、12月2日から12月12日まで開かれる予定。入場料は100バーツで、平日は正午から午後10時まで、土日祝日は午前11時から午後10時まで。

業界ではMGの台頭、中国車のGWMのEVなども出てきており、日本車の牙城がおびやかされつつあり、どこも新車を出しているが、EVへの乗り換えを消費者はどのくらい考えているのか、注目されるエキスポとなる。
中国のグレートウォールモーター(GWM)によるEV(電気自動車)は、ようやく値段も発表され、売り出されているが、Ora Goodcatの400techで989,000バーツ。500ultraで1199,000バーツで、1回のチャージで500km走行可能。

一方、マツダのSUV であるCX-5は132万バーツで、6人乗りのCX-8は163万バーツ~。
2021年1月から10月までのタイ全体でのマツダの販売は、28,327台で、そのうちマツダ2が1
4,901台と断突、続いてマツダ CX-3が3,493台 。CX-5は692台、CX-8は717台。

また、中国とタイCPによるMGは、タイ政府が後押ししてのEVを積極的に投入しており、2022年向けのMG ZS EVも120万バーツほどで販売の予定。2021年1月から8月のMG ZS EVは135台しか売れていないが、将来的な需要を見込んでいる。

一方、タイでは販売ナンバー1のトヨタは各種新車が出ており、カムリーも新車は147
バーツ~180万バーツ。また、ホンダのシビックも新車が出ており、964,900バーツからで、モーターショーでは特典を付けて、予約等を受け付けている。

会場のインパクトでは同時にSME向けのフランチャイズビジネス、スタートアップの店舗などの催し「スマート SME エキスポ 2021」が12月2日から5日まで、そのほか、家具、ファニチャー、エレクトロニクス、ファッションなどの「SALE of the year」が11月27日から12月5日まで開かれているので、それらも見られる12月2、3、4、5日あたりに出かけるのがよいだろう。

ちなみに、モーターショーの入場は、タイ人は制限はないようだが、外国人はパスポート、ワクチン接種証明が必要とのことで、一応、持っていくのがよいだろう。

 

IMPACTの所在地googleマップ

 

2021年11月20日 タイ自由ランド掲載