隔離なしの外国人入国 カウントダウンも計画!

韓国から世界的スターになったリサー

タイ観光庁によると、11月からの隔離なしの入国により、今年は100万人の外国人観光客を見込んでおり、収入は3,200億バーツを見込む。

プラユット首相の11月からの隔離なしの入国を46ヵ国とし、入国前にワクチン接種を済ませていること、入国の72時間前までにPCR検査を済ませていることなど。アメリカやドイツ、中国、日本、韓国、オーストラリア、カナダ、イタリア、フランス、スウェーデン、デンマーク、オランダ、マレーシア、香港、シンガポールなど、リスクの少ない国を受け入れ、タイ国内17県に行くことが可能としている。

また、12月からの店内での飲酒、パブ、バーのオープンができるようになり、カウントダウンでは世界的スターとなったブリラム出身のリサー(LALISA)による凱旋のカウントダウンをプーケットで行い、タイへの観光のプロモートも同時に行うとしている。

また、飛行機や長距離の鉄道、中長距離のバスについては、チケットを買う際にワクチン2回を接種した終了書を提示することが必要、と交通省大臣が提案しており、11月1日の外国人観光客の隔離なしの受け入れに向けて、タイ国内でもコロナ拡散防止のための規制強化が、現在進行している。

同大臣によると、バンコクではすでに2回接種は70%以上終了しているとしており、2025年には飛行機等の乗客は元の状態に戻る見込みという。

経済の活性化のためには外国人の誘致が欠かせないが、タイ政府はコロナあとの外国人誘致等については、タイで働く人に対しては、所得税を17%に抑えて、タイで働くことを推奨し、特にEECで働く技術者などで所得税優遇を提供する。

一方、タイ国内では10月19日にコロナ新規感染者は1万人を割り、9,122人となり、着実にコロナ新規感染者が減少している。これはワクチン接種が順調に進み、十分なワクチン量が供給されているためで、10月20日ごろのワクチン接種は1日100万回にも及んでいる。

バンコクのワクチン接種についてバンコク都は、10月18日の時点で、1回目終了813万人、2回目終了543万人に達しており、10月末の時点で2回目終了は、バンコク都民の80%に達するとしている。

シーロムのルードシン病院では、ルードシン・サナーム病院として、コロナ感染の疑いのある人、感染した人を最大200床で受け入れるとしており、CPPとプルックサー・リアルエステート社の協力があり実現した。場所はシーロムのルードシン病院の向かい側の、プルックサー社の土地を使う。

2021年11月5日 タイ自由ランド掲載

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