中国人のサイト閲覧が31％増、タイの不動産売買に再び関心

コロナ禍でも建設が進むプロンポン駅前

タイでは長びくロックダウンにより、不動産売買も停滞しており、ディベロッパーも新規計画を控えている状態で、タイ人で購入意欲のある人も事業投資をストップしている人も多い。

また、ミャンマー人などの建設労働者も一部はいなくなり、コロナ感染のクラスターでやり玉に挙げられるため、寮などによる人集めも難しい状況。

そんななか、タイの不動産売買、賃貸の仲介大手のＤＤプロパティー社によると、同社のウェブサイトの、外国人の閲覧がこの1～8月で前年比31％増となっており、その中で一番多いのが中国人(台湾、香港を含む)。
現在、投資では中国人は日本の物件に最も興味を持っており、続いてタイでの物件の関心も高く、特に最近、タイの不動産の価格が下がっていて買いやすいため、中国での利回りも2％ほどで、タイの5％ほど比べて悪いため、中国人の関心が高くなっている。

また、タイ政府も現在、タイの不動産の購入で、外国人の富裕層のタイへの投資を促進しており、今後、再び中国人のタイの不動産購入が増加するものと思われる。

2021年10月5日タイ自由ランド掲載