BOIの取得でリサイクルゴミの規制強化

 

エレクトロニクスのゴミを外国から持ち込み、タイに捨てている、と報道され、輸入ストップがかけられたリサイクルゴミだが、タイ投資奨励委員会(BOI)でも、許可している74工場や今後の許可に対しても厳格に調査し、違反している工場はBOIの認証を取り消すなどとしている。

リサイクル事業でBOIの恩典を得ているのは、プラスチックのリサイクルと、海外からのゴミの再生事業の2つ。

現在、プラスチック関連については35工場がBOIの恩典を受けており、タイ国内のプラスチックのみのリサイクルで、法人税免除3年、機械の輸入税免除、輸出への税免除となっている。

一方、再生事業については39工場で、法人税免除8年などとなっている。

法にエレクトロニクスの輸入ゴミを受けている工場を、警察当局が取り締まっており、今回、33工場が違反しており、その量は50万トン以上にのぼるという。その多くが中国人オーナーの工場という。

ラチャブリー県でも、付近の住民から、異臭がする、外国人労働者が働いている、などの通報を受け、査察が入り、ミャンマー人32人、中国人11人が拘束され、中国人らによると、タイでの仕事を見に来ただけ、と話しているという。

 

 

 

2018年7月5日 タイ自由ランド掲載

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