病院グループが高齢者施設、人口の20%に向けブームへ
2023年には高齢者が1360万人、全人口の20.6%となるタイで、病院グループなどによる、医療を伴う高齢者のためのコンドミニアムなどの構想があちこちで起きている。
トンブリー・ヘルスケア・グループでは、ランシットに所有する140ライで高齢者のためのコンドミニアムを計画しており、「10年のちは4万人の受入れが可能」な施設になるという。当初は7階建てで1380ユニット、40㎡は400万バーツ、60㎡は600万バーツで、すでに販売しており、問い合わせなどで100件以上になるという。
すでに高齢者である人が住むケースが40%、将来に備えて買っておきたいという人が60%で、多いケースでは、女性で45~55歳ぐらい、給料は5~10万バーツで結婚していない人。1ヵ月に3万バーツほどのローンが払える人となるため、ある程度の身分の人ともいえる。
そのほか、バンコクチェーン・ホスピタルなどもタイ人向け、外国人向けの施設を計画しており、またウィパワディー病院もチェンマイに所有する2000ライで高齢者向けコンプレックスを計画しており、コンドミニアム、一軒家、ショッピングセンターなどの融合となる。
また、タイ財務省が民間のラマティボディー病院と進めているシニアコンプレックスについては計画が遅れており、まだ設計を作成中の段階で、サムットプラカーンに建設される見通しだ。
2018年4月5日 タイ自由ランド掲載
->タイのニュース
ディスカッション
コメント一覧
バンコクの地下鉄のエスカレーターが早すぎるから遅くするとか、駅のエレベーターは乗り降りに便利な場所にいつでも使えるようにとか、いろいろ変わってくる時期がやってくるでしょうね。
タイも高齢化が進んでいますが、社会インフラが整わないうちに、高齢化社会に突入してしまうので、老後の自分の面倒は自分で看るという意識が、日本より高くなっているようです。