中国人旅行者に頼らないために
タイ観光庁では、現在のタイへの外国人旅行者については、中国人旅行者が30%ほどを占めており、全体3500万人のうち、1000万人にものぼっている現状について、何かの問題が起こって中国人旅行者が激減した際は打撃を受けるため「あまり頼りすぎてはいけない」として、他の外国人旅行者を積極的に誘致するよう取り組みを行うとしている。
現在、その代替となるのは、ヨーロッパからの旅行者、特にロシアからが20%増で、以前のルーブル安による観光客激減から回復している状況。
そのほかには、アセアンからの旅行者では、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジアなどからも7~10%の伸びとなっていることから、タイの周辺国からの旅行者を引き込みたいとしている。
2018年3月20日 タイ自由ランド掲載
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コメント一覧
韓国は中国人観光客に比重を置きすぎて、政治的問題が発生した後は、観光業が大打撃を受けていました。タイの中国人観光客の多さを見ると、他国からの観光客とのバランスを、今のうちから取っておいたほうが安全と思われます。