プラカノンが 変わる!日本人オーナーの店も増加中

 

 

BTS沿線の街は、開発によりどんどん姿を変えていますが、なかでもプラカノン駅周辺は大きく変貌しており、ここ数年で日本人在住者の数も増えてきました。

プラカノン駅の真横(偶数側)で建設中のコミュニティモール「サマーヒル」では、完成部分から入居が始まり、すでにスターバックス、トップス、日系リサイクルショップのトレジャーファクトリーが営業しています。

「サマーヒル」には、レンタルオフィスとコワーキングスペースを兼ね備えたオフィススペースも準備中。今後、店舗とオフィスの入居が進むと、プラカノン駅前の雰囲気と人の流れが変わるでしょう。

駅周辺にはコンドミニアムが続々と建設されていますが、スクムビットの中心部に比べると家賃はまだ安く、単身者が多いので、1ベッドルームやスタジオ・タイプの需要が高くなっています。

また高速道路の入口が近いので、車で郊外の工場に通勤する日本人も多いようです。

現在、プラカノン駅のすぐ横(奇数側)に日系不動産開発業者フージャース・ホールディング社とタイのオール・インスパイア社が共同で、オンヌット(ソイ50)とプラカノン(Pridi Banomyong14)で開発・販売する低層コンドミニアムのショールームが出来ています。

販売価格は1ベッドルームが2~300万バーツで、タイ人の中間層の単身者向けの物件です。

一方、日系飲食店も増えていて、プラカノン通り(ソイ71)のソイ3(Pridi Banomyong 3)に集まっています。

通称ピーディー3と呼ばれるこのソイは、ソイ69と71を結んでいて、駅から歩くと4~5分ほど。高層コンドミニアムと商業施設が入居する複合施設Wディストリクトの裏手にあります。

Wディストリクトの敷地内には、バラエティに富んだ飲食店が30店舗ほど集まるビアガーデンがあり、店舗はよく入れ替わりますが、日本人が運営する店舗もあります。夕方から隣接するピーディー3と共に賑わっています。

ピーディー3には、岡山料理のお店「ぼっけえ」、今年オープンしたぼっけえ系列の「居酒屋いっき」、同じく今年オープンした山形郷土料理と日本酒を楽しめる和食 居酒屋&バー「米澤」、ギャラリーカフェ「GOJA」、ダイニング居酒屋「AMBY(あんばい)」といった日系飲食店が並んでいて、ちょっとした日本人街を形成しています。

このソイには、リサイクルショップも集まっていて「東京ジョー」と「マサル」があり、「東京ジョー」はこの通りに3店舗あります。

ソイ69には、よく音楽イベントも開催される沖縄大衆食堂&居酒屋「金城」、その隣に日本人女性が手掛ける「小料理屋て」があります。

ソイ71には、今年できた「丼」ものがメインのお店「よーい丼」、定食屋「うま食堂」があります。

「うま食堂」は、プラカノンだけで4店舗展開しており、偶数側にも3店舗あります。

偶数側には、タイ人経営の「居酒屋かあちゃん」があり、日本人に利用されています。

プラカノンの日系飲食店の特徴として、こじんまりとした店が多く、ひとりでも気軽に利用しやすいということが、挙げられます。

今後、さらに単身者をターゲットにした飲食店やコンドミニアムが増えると、単身者が住みやすい街として、他の街とは違ったプラカノン独自の個性や雰囲気が、産まれて来ると思われます。

 

2017年12月5日 タイ自由ランド掲載

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