バンナーにシニアコンプレックス、高齢者住宅、180万バーツの住まい

 

バンコクで高齢者向けの「シニアコンプレックス」をタイ政府主導で、バンプリーのバンプラー72ライで開発する。

ラマティボディー病院と組み、病院施設と高齢者住宅などを敷地内に建設するもので、住まいの900ユニットは、広さ各35㎡で、30年の所有権となり、価格は180~190万バーツの見込み。

今年末には予約を受け付け、来年中には建設し、開発全体の事業費は30億バーツとなる。

タイでも高齢化社会はまったなしで、現在は人口6650万人のうち、60歳以上は約1200万人で、全体の18%だが、20年後には2000万人を超え、全体の31%になる見込み。

タイ政府は以前、この計画を2022年に予約を受け付けるとしていたが、コロナの状況などもあり、事業を前倒しで進めることとなった。

土地は財務省所有で、全体の敷地のうち32ライが病院施設となり、現在さらに病院側は10ライを求めていて、1千ベッド増床を要求している。また高齢者の住まいは20ライで、そのほか、持病を持つ高齢者の住まいなど。

入居の条件では、55歳以上で、収入が中間所得以上の人。これは定期的にメンテナンス料などがかかってくるため、それを払える所得の人。病院治療や食事は別途自己負担となる。

2020年9月5日 タイ自由ランド掲載