チョクチャイ4で大地主が36ライを売却し、高層コンドミニアム等再開発へ

 

バンコクの都心では、長年のタウンハウスや商業長屋が40~50年を迎え、老朽化している物件が多く、ちょうど建て替えの時期にあたる。

一方、路線化が進み、通り沿いの土地価格は上昇し、地主はできるだけ高くで売るため、大手開発業者との交渉を行っているところも多い。

そこで狙われているのが、まだそれほど価格が上昇していない、建設が始まったばかりの路線沿いの土地。ラプラオ~サムローンやタイ文化センター~ミンブリー、ケーラーイ~ミンブリーなどの路線沿いだ。

その中で、モノレールの計画で完成も早まり、建設が始まったラプラオ~サムローン間のラプラオ通り沿い。

そこにチョクチャイ4という地区があり、タラートなどもあり、大地主のもと30年以上借地をして営業しているところも多いが、それが、ここに来て、契約の終了を言い渡され、チョクチャイ4のタラートを含め、36ライが大手業者に売り渡される見込みで、価格は30億バーツにのぼるという。

すでに借主ら100棟の契約の打ち切りが今月に迫り、16ライほどが先に売却されるという。

在、このあたりは通り沿いで、1タランワー当たり40~50万バーツ、ソイのなかで20~30万バーツほど。

今までの法律では、この周辺は高層物件が建てられなかったが、バンコク都の都市計画等も変更し、建てられるようになる見込みで、そうなれば高層コンドミニアムの建設が可能になり、各部屋の購入価格は1㎡あたり7~8万バーツほどという。

 

 

2018年7月20日 タイ自由ランド掲載

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