高島屋が入るアイコンサイアム~BTS間を20億バーツ出してモノレール整備

交通網の路線でも、民間の大企業がポンとお金を出せば実現も早いものとなる。

タイでは初めてとなるモノレールが、チャオプラヤ川を渡ったトンブリー側でいち早く実現しそうだ。

バンコク都などによると、BTSクルントンブリー駅から、タクシン病院までの1.7㎞で、今年なかばまでに建設事業者と、モノレール本体の設置事業者の入札を行い、何と完成は来年の2017年末を目ざすとしている。

事業費は25~26億バーツで、少ない予算で建設できるため、実際に工事が始まれば実現は早い。

同区間ではCPグループによる巨大プロジェクト「アイコンサイアム」が建設中で、その来客者などの足の確保を狙ったともいわれている。同路線ができ上がったのち、20億バーツで30年分の広告を買い取ったともいわれており、同プロジェクトがモノレールを強力に後押ししている。

アイコンサイアムは、こちらも来年末にオープンが見込まれており、チャオプラヤ川沿いの50ライに及ぶ敷地に、70階と40階のコンドミニアムや、そのほか、アミューズメント施設、商業センター、会議場、博物館などが見込まれており、テナントでは高島屋の入居も決まっており、外国人の観光客などだけでなく、バンコクのランドマークとして、タイ人の来場も視野に入れており、BTSから来れる路線ルートの確保が重要と見られる。

 

2016年6月5日 タイ自由ランド掲載

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